先日、日本でトップクラスのアパレル小売企業のシューズ事業トップにお会いしてきました。

やはりこの不況下で成長し続けている企業だけあって、これまで見てきたどの企業よりもトップが率先して現場に入り込み、手触り感を持って事業を推進している様子がひしひしと伝わってきました。

シューズ事業ではまだまだ試行錯誤を続けられているようですが、優秀な経営者と優秀なスタッフが全力で疾走している限り、間違いなく成功に近づいていくと思います。

企業は経営者で90%決まると言っても過言ではありません。
社員に対して会社の将来像を示し、明確な方針のもと組織を引っ張って行くリーダーがいる会社はベンチャー企業、再生企業、踊り場企業といった会社が置かれている状況に関わらず伸びて行きます。(もちろん、個々に求められるスキル、経験は異なってきますが)

私も大企業から中小企業まで、投資ファンド傘下から商社等事業会社の子会社まで、多くの企業の経営支援に携わってきましたが、民間の会社には必ず上記のような人材が埋もれています。
そういった人材を抽出したり、その人材が育つまではこちらがその役割を肩代わりしたりするわけですが、こうした各企業に埋もれている優秀な人材が経営者(リーダー)として腕をふるう機会が与えられるようになれば、もっとこの国も活性化していくと思うのですが。。