8月も残すところあと4日!

靴の会社の状況はというと若干の夏バテ気味。。
予算もレシピエ、百貨店ともに100%を上下する日々。
ぎりぎり届くか届かないか、という厳しい状況です。

とはいえ、予算達成が厳しい要因が分かっているので、楽観もしていませんが、悲観もしていません。
怖いのは理由も分からず業績が上がったり、下がったりするとき。

例え業績が良かったとしても、その要因を掴めていないようでは単なる「ラッキー」で終わってしまいます。
正確な状況を把握し、良い理由、悪い理由を突き止め、具体的な対応策(アクション)につなげる…。
この繰り返しが失敗確率を減らし、成功確率を上げる唯一の道です。

で、上述の(8月の予算が厳しい)要因ですが、一言でいえば商品の配分のミスです。
ある意味仕方ないのですが、システムがトラブルを起こしてこの7月、8月は販売状況、在庫状況が全く見えなくなってしまいました。
この状況を例えて言うならば、夜道をライト点けずに高速でかっ飛ばすようなものです。

でも6月以前にセール時期のための対策を打っており、「売れる商品」を潤沢に用意しておいたので、7月はある意味放っておいても(もちろん、前線であるお店は頑張ってくれていますが)予算をはるかに上回る成績を残せたのですが、いよいよ「売れる商品」の残数も減ってくると、あとはもう一つ一つの商品の売れ行き、在庫状況をチェックし、こまめに補充、店間移動を繰り返していくしかありません。

これだけで各店舗一日一足は販売数量が増えます。
たった一足と侮るなかれ、30日もすれば30足、一足当りセール価格で10,000円だとすると
10,000円×30足(1店舗分)×12店舗=360万円

これだけでも馬鹿に出来ない金額になるんです。
小売はこうした一つ一つの積み重ねが全て!

8月の残りの営業日はもちろんのこと、本格的な秋冬商戦に入っていく9月に向けて週明け以降日次で商品の売行き、在庫状況を事細かに見ていきます!