$SHOE SHINE BLOG (山田政弘のブログ)

「経営者というキャリアを目指す指針、事例」として、立命館大学経営学部の会報誌に、複数ページに渡ってインタビュー記事を掲載していただきました。

経営者を目指す学生たちに少しでも参考になれば、との思いもあり、出させていただいたのですが、嬉しいことにその記事を見て、早速今年の4月にメガバンクに入社した社会人1年目の優秀な方からtwitter経由で連絡が!!

この行動力は素晴らしい!
思い立ったら即行動に移すことが先決です。
パッと動く(連絡する)だけなら、失うものは何もないですからね。。

早速、先日渋谷でランチを共にし、色々とお話しさせてもらいました。

「海外に出たくない」「出世したくない」などなど、今の若い世代は消極的かつ安定的、という特性ばかりがメディアにとりあげられ、喧伝されています。

だとすると考え方によっては、逆にチャンスだということです。

だって、全員が

「俺が、俺が」
「絶対出世してやる」

と意欲的、積極的に動いている中で目立つのはそう容易なことではありません。
ですが、周りが動かない中で積極的に動いていれば必然的に目立ちますよね。

実は私も学生時代に、自身の会社を持つ経営者の方(ここではA氏としておきます)から指摘されて、同じような視点に気付かされたことがありました。
それは、その方とお話ししていた時のこと。

A氏「山田君は起業とか考えていないの?」

私「ええ。そういう思いはありますが、アメリカと違って日本ではなかなか資金もつきにくいですし、環境面を考えると慎重にならざるを得ないですよね」

A氏「何言ってるんだ。アメリカではハーバードやスタンフォードを出たトップクラスの人材達が、秀逸なビジネスモデルを生むのにうんうん頭を悩ませている。そんな環境で差別化し、生き残っていくことの難しさに比べたら、日本は全然厳しくない。日本では皆そういった頭の良い人たちが官庁や大企業に行ってくれるんだから、その中でちょっと考えて事業をやれば差別化出来る確率は高いよ。そんな環境なんだからラッキーだと思ってやらないと。」

確かにそうだ。
考え方次第で全く異なる視点を持ち、視界を開くことができるものだ、とこの時実感しました。

捉え方、視点の持ち方次第で「ダメだな」と思うこと、環境があっという間に「チャンス」に変わります。
私自身も常にこういった前向きな視点、思考を持ち続けて、日々を生きていきたい、と思います。