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年をとれば動脈硬化やがん細胞がない人は存在しない。高齢者の勝ち組になるには、50歳が分岐点


50歳は人生の分岐点だ。体のなかでホルモンバランスが大変化を起こし、心身ともに大きな影響を受ける。この時期の過ごし方で、その先の人生はまったく違うものになるだろう。



まずやるべき3つの老化予防

ここで押さえておきたいのは、結局は自分の体は自分で管理するしかなく、現代医学が正しいとばかりは言えないということ。そして、老化の予防は思秋期から始めなくてはならないということである。


思秋期(ししゅうき)とは、大人から老人に移り変わる時期(4060歳頃)を指します。


40代くらいから脳の前頭葉が縮み始め、感情がコントロールしにくくなったり、意欲が衰えてきます。


思秋期は、子どもから大人への移行期間である思春期に対して、大人から老人への準備期間に当たります。




思秋期は、ホルモンバランスが変わり始めるだけでなく、意外に知られていないが、脳の老化が初めて本格的に進む年代でもある。脳のなかでもっとも早く老化がスタートするのは、記憶を司る海馬と言われる部分ではなく、前頭葉という「意欲」や「創造性」を司る部位だ。一般的には、40代ごろからこの部分の委縮が目立ち始めるようになる。

体というのは相互の連関が強いから、ある部分が老化を始めたら、それが呼び水となって他の老化も起こりやすくなる。

たとえば、血管が老化すれば各臓器も老化しやすくなるし、反対に臓器が老化すれば血管も老化しやすくなる。同様に、前頭葉が老化し出したら、意欲低下によってうつにもなりやすくなるし、うつになれば前頭葉の働きも悪くなりやすいものだ。



セロトニンとうつ病の関係性

もうひとつ、思秋期になるとホルモンの減少と同時に、セロトニンという神経伝達物質も減ってくる。これは俗に「幸せホルモン」などと呼ばれる物質で、精神を安定させ満足感をもたらすものだ。

このセロトニンとうつ病も相互に影響しあっており、うつ病患者には脳内のセロトニンの分泌量が少ないことが想定されている。



ここのところ2万人前後で推移しているが、日本の自殺者数は長年年間3万人を超えていた。これは交通事故で亡くなる人の6倍以上の数字である。年齢が高くなるほどセロトニンの分泌も減っていくため、自殺者数も増加する傾向にある。

40代では死因のナンバー2、50代では死因のナンバー3になっており、無視できない数字だ。つまり、思秋期のころに始まる「ホルモンバランスの変化」「前頭葉の萎縮」「セロトニンの減少」の3つをいかに抑えるかが、老化予防の最初の一歩になるのである。







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