占いが11位、無理は禁物ですって言われたクチリーナ姉です。
なので、とりあえず、書こうと思っていた映画レビューを…
「新聞記者」を観てきましたー。
あまり前情報もたずに観に行ったのですが、
そういうはなしだったのねー！
事実はもちろんわからないです。
このお話はフィクションでありますし、
そこは、もちろん観客の想像力と判断に委ねられてるのですが、
忖度なしで作られたこの映画をみて思ったこと。
たいせつなことは…
疑うことや怒ることを忘れないこと。
それは負の感情とかではなくて、
生きたり育てたりするために必要な感情だと。
それを、
多くの人の目には届かない雑誌や深夜ノンフィクションなどでなく、
シネコンの大きなスクリーンで
メジャーな俳優さんたちが演じて
伝えてくれたことが大きいんじゃないかな？
と思いました
あんまり、詳しく書くと面白くなくなるので、
内容には触れず、役者さんの印象を。
松坂桃李くん、
ますますいい表情を見せてくれるようになりましたね。
30代が楽しみな俳優さん！！
本田翼さん、
この物語ではまさに人質にとられたお姫様のよう、
その自覚もない、愛しき大切なものの象徴。
くどくなく、さらりと存在感醸してました。
シム・ウンギョンさん
いわゆる韓流美人女優さんとは違って、
でも、いましたよね、以前も。
こういう目で演技する韓国の女優さん！
ピュアな瞳が印象的でした。
高橋和也さん
男闘呼組だったことなど、もうみんな
忘れてしまったのではないだろうか…。
とてもダンディで哀しげな瞳がすてきでした。
北村有起哉さん
あー、もう、いちばんのハマり役ですよね。
こういうときの北村さんはほんとうにすてき。
現実的でありつつ、
ときに保身を超えて部下を走らせてくれる。
この映画についての、是枝さんのコメントにもある、
人間の姿ではないでしょうか。
田中哲司さん
とにかく、こわい。
こわかった。こわかったですよ、田中さん
こうして書いてみても素晴らしい役者さんばかりだ！
政治的とか、そうじゃないとかを超えて、
キャストの演技に魅せられる映画でもあります。
大きな映画館では今週までのよう。
新宿ピカデリーなど都心の映画館ではまだ
つづきそうな感じですね！
ぜひ…
次の週末までに見れたらみてほしいな