和歌山で育った鹿革 | Jill Craft のブログ

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作業の様子やこだわりの道具、製法などについて書いてます。多少マニアックなのは許して下さい。

いやぁ、今オリンピック観てます。
シンクロナイズドスイミング おめでと〜!銅メダルですね!

すんごい技の連発。日本おめでとうございます。


でもさすがロシア…。なんか次元が違う演技でしたねぇ、

さすがおそロシア……。


さて、仕事すんべ。






ボクの暮らす和歌山の森で育った「野生の鹿」しかし、田畑を荒らす害獣として駆除されているのが現状です。

そんな命を何とか活用したいと立ち上がった青年が中井さん。猟師さんから鹿皮を買い取り、鞣してくれる会社を探し回りそしてようやく出来上がった鹿革を製品にするのがボクの仕事です。

鹿革といえば柔らかくて内縫いのポーチなんかにいいと思いますが、ここはJill Craft 。カッチリしたお財布を作りたいなと思い昭南皮革の多脂ベンズ(のトコ革)に貼り合わす事によりカッチリした外装パーツにしてみます。

やはり野生の鹿なので表面には傷も多いのですが、ある意味ワイルドな革です。なんなら散弾の穴もあります。

さて、どんなのができるやら?


鹿革を昭南ベンズのトコ革に接着します。
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鹿革は銀ペンで
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切り出しました。
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コバは黒に染めましょう。
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こんな感じに仕立ててみました。トコ革に貼り合わせてるのでカッチリしてますがソフトな鹿革の手触りも残されてます。



という事でラウンドファスナー×2の下揃え中
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ぼちぼち製作過程を(忘れずに!)公開しますね。


ちなみにLotta さんはこの鹿革でポーチを
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こちらはソフトな手触りを楽しめます。

ぱんちゃん…
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牙が一本折れちゃいました。まー、我が家で暮らす分には牙はいらないんですけどね。


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