窯焚きから1週間。 ようやく窯出しを始めました。
とりあえず窯の口を壊すところから、
このときが一番ドキドキわくわく、それでいて恐る恐る。 どんな塩梅かな~。
こんな感じ!って言っても窯の中はモノトーンの世界。 入る前に手前の炭、灰のお掃除から
こんな感じ!これは、焚口に一番近い棚。 ナラ灰釉の作品たち。 えっ?よく見えない?
いい感じに焼けてるでしょ~!これのどこが!って!? この銀色の膜をぺロリとめくると、色が見えるんです。くすべ焼焼成をすると、大体火前の物はこうなってますよ。
キレイなビードロが出ました。 炭化ではないので、白土はより白くなります。 強還元がかかるので、釉の発色が冴えてます。 高台脇ぎりぎりでビードロが止まればこれ最高なんだけどね。おしい!
でも殆んどはキワキワの所でとまってくれました。
こんなに灰釉がキレイに出たのは初めてで、はぎちゃん先生、窯の中で興奮しちゃいました
窯焚きの日数は2日間(48時間焼成)
最高温度1189℃(窯の奥) ねらし2時間程度
今までは3日半~4日間焚いて、最高温度1250℃(窯の奥)、ねらし12時間程度も費やしていたのに、こんなに短時間で低い温度でよかっつた何て。 気づけて良かった~。
つづきはまた明日
明日は、粉引きと焼締め(黒陶)の紹介 窯出し後の研磨、洗浄、の仕事を紹介です。