穴窯焼成は本当に手間暇が掛かるのです。まぁ~はぎちゃん先生が1人で全部こなしているからっていうのもありますがね。

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今回作った器は日常使いのカタチばかり、とてもシンプルであり、用途に合わせた重さ・厚さ・形です。

「掌に収まるカタチ」

心地良いロクロ挽きから産み出したカタチは、自然と水をすくう時の掌のカタチに収まるようです。

「感じるままに挽く」

イイカゲンに挽くのではなく

良い加減で挽く…



技術をこれ見よがしに見せつける傲慢な器を作る気は無い。

個性を考える必要はない。考えなくとも自然と素直に出てきた形が作りての全て。

そして…

器は料理をもるための物、脇役である。

料理を盛られて初めてハギちゃん先生の器は完成するんだと思います。


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写真は粉引モノです。
土→M-78
化粧→朝鮮カオリンホワイト+陶石
釉薬→透明釉 SK6