今回の窯焚きで困ったのは前にも書きました、最後の燻しの補助員。

はぎちゃん先生のPR部長のさんしゅさんと[おかって市場]の高橋さんに、助っ人に来ていただきました。

さんしゅさんに限っては、窯焚き見学者の搬送まで快く引き受けていただき(何度も何度も…)しかも、最終日には早朝2時半頃から薪運びや、居眠り防止の程よい会話。
そして何より居てもらえるだけで心強かったです。     

予定では9~10時の間に最終工程の燻しをするつもりでしたが、薪質の悪さもあり還元に時間と薪を多く使ってしまい、

その時間までは薪がもたないと判断し、窯焚き開始48時間後の朝7時半に燻し準備に取り掛かりました。

燻しとは…

ウチの場合、窯の後ろの辺りが1200℃になり、3~4時間たったところで焚き口周辺を先ずレンガで囲い、目地をモルタルで埋め、砂を窯とレンガの間に詰め込みます。     次に、焚き口から赤松の節(ヤニが多く巻いて、硬い)を入るだけブチ込む!




オリャ~~




と。



そして、素早く焚き口をレンガで完全に塞ぎ、さんしゅさんにモルタルで目地を埋めてもらい、すかさず煙道に移り煙道のレンガを外し、凄まじい勢いの炎の道と化した煙道に長二丁レンガを縦に二本入れて遮断!更に…湿った砂をブチ込んで一酸化炭素の噴出を止めます。



この作業がすごく危険な訳ですよ…(^^;;

体力が残りわずかで一番体力を使うのと、大火傷の危険が常にあるわけですからね。

煙道を完全密閉すると、逃げ場を失った一酸化炭素がなんとしてでも酸素と結合しようと窯の隙間をかいくぐって外の酸素と結び付きたがる。安定化したいが為に…

それをも断固として遮断します。

人海戦術です。

助っ人の二人、はぎちゃん先生でモルタルバケツ片手に窯から噴出する煤や一酸化炭素を封じ…

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こんな感じ。
まあ細かいところは、また今度( ^ω^ )

怪我する事なく無事に窯焚きを終える事が出来ました。

高橋さん、ありがとうございました。

さんしゅさん、いつも面倒見ていただきありがとうございます。

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それと…


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学校に提出する娘の日記にこんな案内が…



今回の窯焚きが沢山掲載されてます。