先週からスタートした
イシキカイカク第3期ですが、
今週末は3期生を中心に合宿をしてきました。
テーマは、開国期の歴史を学ぶ、です。
初日は三島駅に集合し、韮山に移動して
幕末の代官 旗本の江川英龍の生家に行ってきました。
この方を私は凄いと思っていて、
蘭学から砲術をまなび、佐久間象山らに伝え、農兵制度を提唱、軍隊の号令をつくり、パンを日本で初めてつくり、反射炉を作ってお台場を完成させた、
というマルチな方です。
全くフォーカスされていませんが、
調べていくと幕末の基盤を作った一人だと
感じるので、皆さんに共有しました。
ちゃんと反射炉も見てきました!
次は、下田に移動して、
玉泉寺にいきました。
こちらはハリスが日米修好通商条約を締結するため二年も滞在した場所です。
境内には、アメリカ水夫のお墓、ロシア水夫のお墓があり、そこをアメリカのカーター大統領やライシャワー大使も訪問されていたことを知りました。
近くには、吉田松陰先生が、
ペリーの船に渡る際に、潜んでいたといわれる祠がある弁天島もあり、探索しました。
さらには開国博物館に!
こちらも館長さんが詳しく歴史をお話くださり、玉泉寺では肯定的に説明されたハリスの話がまた違う角度から聞けたので、参加者一同感心しました。
その次は、ペリーが日米和親条約をまとめるために通った了仙寺へ。
ここにはシアターもあり、当時の社会の情景を学ぶことができました。
そして、メインは
吉田松陰寓寄処です。
ペリーの船に渡るまでに10日ほど下田にいた松陰先生を何日か泊めてくれた民家です。
今もその当時のまま残っている貴重な施設。
私も今回初めて知りました。
どんな経緯でペリーの船にわたり、
自首することになったのか、
松陰先生の思いや人柄をお聞きでき、
大変感動しました。
次回はもっとゆっくりいきたいです。
夜は懇親会と深夜2時までの座談会で盛り上がりました。
2日目は朝から座学で
プレゼンテーション研修をしました。
私が今まで学んできたプレゼンの
エッセンスとポイントをみなさんにお伝えしました。
番外編では、
熱海の興亜観音を久しぶりに
参拝させていただきました。
東京裁判で亡くなられた
松井石根大将はじめ東條英機総理ら
七名の方々のご遺骨が埋葬される場所です。
ご住職にも覚えていていただき、
お話もしていただけました。