こんばんは
昨日は近所の友達のお母さんの鍼灸の初往診に行って来ました
お母さんは左手の腱鞘炎と首・肩こり、臀部痛、足の冷えと大きな子宮筋腫があるとの事でした。
今日はこの子宮筋腫や子宮内膜症などの原因について、少し詳しくお話ししようと思います
子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫などの婦人科系疾患にかかっている女性は、皆さんの周りにもよくいらっしゃると思います。
しかしその原因というのはあまりよく知られていません。
その為、筋腫や内膜症があるとわかっても、ひどくない場合は何もせず経過観察、ひどくなる(大きくなると)と投薬治療や手術でとるという現状です。
私も２年程前に、下腹部に異和感を感じ婦人科で検査した所、子宮内膜症と診断されました。
その子宮内膜症、筋腫、チョコレート嚢腫の原因の一つに、エストロゲン過剰(エストロゲン・ドミナント)があります。
ホルモンの一つであるエストロゲンは、第二次性徴の発現、子宮内膜の増殖、月経周期の成立を媒介するなどの作用があり、正常に分泌される事は人体にとって必要不可欠なことです。
(その他エストロゲン過剰になるとかかりやすいものに、子宮頚部異形成、子宮がん、乳がん、前立腺がん、無精子症、鬱病や不安、イライラ、生理不順、多嚢胞性卵胞、喘息、蕁麻疹、湿疹などもあります。)
エストロゲン過剰になる要因は
① 乳製品や牛肉(搾乳の為にホルモン剤がうたれていたり、抗生剤も使われているもの)、砂糖、小麦粉
② 夜型生活でのメラトニン分泌不足です。深夜の光刺激もよくありません。
夜中に電気がついている事もですが、パソコン・テレビ・携帯電話の光も注意です。
夜１１時には寝るといいそうです。
東洋医学で生殖器に関係する肝をいたわることができます。
肝臓はいらなくなったエストロゲンを代謝するところで、それが上手くいかなくなると相対的にエストロゲン過剰になります。
以上より、内膜症や筋腫などを本気で治したいと思っている方は、早めの段階で、
早寝早起きで朝日をしっかり浴び、１１時以降はなるべくテレビを見ず、パソコンや携帯の操作をしないことと、和食中心でパスタ・パン・スイーツを控えてみて下さい
適度な運動(２０分以上で心拍数が上がり、汗をかく強度)も代謝が良くなり、病気の改善が早まりますのでオススメです
子宮内膜症や筋腫などは、不妊の原因にもなります。
私も内膜症がありましたが、以上のような生活を心掛けたところ、早寝を始めて(食生活は以前から気を付けていたなで)３か月位で妊娠することができました
又、生理痛も結構ありましたが、生理前１週間にしっかり運動して汗をかいた周期の生理痛はほとんどなかったです
最後になりましたが、友達のお母さんには鍼灸の全身治療後に、身体が楽になり、眠たく気持ちがいいと言って頂きました
次回はお兄ちゃんの治療も頼んで頂いたので、旦那さんと二人で伺おうと思ってます
今日は長文になりましたが、最後までお読み頂きありがとうございます