◆お好み焼き食べながら泣いた夜…
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◆お好み焼き食べながら泣いた夜…
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こんにちは。
みちのく草食系マーケティング･デザイナー 米谷仁です。
4月5日です。
今朝は東北道・安達太良パーキングでの朝陽です。
太陽よりやや左側に、話題の福島第一原発がありますが
それを全く感じさせない、静かなる朝でした。
昨日の夜、大阪から仙台行きのバスに乗る前のことです。
バスの中で小腹が空かないようにと、近くのお好み焼き屋へ。
ボクが注文を迷っていると、そのちょっと怖い感じの大将が…
「分からんときは訊いてや」
ボク「たっ、大将のオススメは何ですか」
大将「そらぁ兄さんがどこから来たかによるわなぁ」
ボク「仙台から来て、これから帰るところです」
大将「仙台ぃ？そらぁあんたえらいことでっしゃろぉ！」
ひとしきり話をして、大将がこう言いました。
「わしらに何ができるかと、いつも考えてんねん。
でもやっぱり商売をするしかないし、お客さんに楽しんでもらわな。
商売をして儲けて経済動かすことしかでけへんけど
それが少しでも復興になる思うてんねん。ちゃうか？
ときどきこうしてコレ見て、そのことを忘れんようにしとるんや」
そう言って見せてくれた上着の内側には、「喪章」がついていました…
「黒いリボン、5cmぐらいずつ切って、無理に付けんでもいいから
持っててくれ言うて従業員みんなに渡したんよ。
そらぁもう、現地の人は大変やからな。
楽しくやらせてもらってる、せめての気持ち思うてな」
ビックリしました…こんなに遠い、東北に縁もない方がそんな風に…。
しかも「これ食べて、気持ちな」って美味しいアテを出してくれて…
そのアテと豚玉をいただきながら、あまりにその心が嬉しくて
泣いてしまいました…
「大将、落ち着いたら必ずまた来ます」
「待ってるからな、また来てや、気ぃつけて」
名刺をお渡しし、握手をしていただいて帰ってきました。
バスが出発する梅田スカイビルの地階にある「滝見小路」。
昭和の街並みを再現した、横浜ラーメン博物館のような雰囲気の
何のあても期待もなくぶらり入ったお店。
一番左が大将・木地さん（HPより）
お近くの方、セミナーなどでスカイビルに行かれるあなた！
ぜひ大将のところへ行ってみてください！
「仙台の男が世話になりました」とお礼を言ってていただけると
とっても嬉しいです◎
大阪、大好きです…(ToT) ありがとうございます☆
なんでお前のお礼を言わなあかんねん！
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