◆テレアポ・飛び込み・提案営業がダメな理由
こんにちは!
みちのく草食系マーケティング・デザイナーの米谷仁です。
きょうもここに来てくれてありがとうございます。
とってもとっても嬉しいです♪
~しませんか?
そんなキャッチコピーを、よく目にします。
不思議なコピーが多すぎます。
見ず知らずの人から、急にそんなこと言われても…ねぇ★「しねぇ~よっ!」て言わせたいのか?と思ってしまいます。
これは「提案型営業」の名残りなんだろうと思いますが、今は誰も提案なんてしてほしくありません。
だって情報は溢れているから。
提案型営業が有効だったのは、情報があまりなかった時代。
それらの良さや、それをするコトで手に入るしあわせに気づいていない人が多かった時代に、新しい商品やライフスタイルを教えていくコトで消費に結びつけようというもの。
ネットが日常化した現代では、価値観や生活様式も様変わりし、以前のように国民の多くが同じテレビ番組ヲ観て、同じ雑誌を読み、朝は多くの人が新聞にシッカリ目を通す、そんな時代ではなくなりました。
検索すればほとんどの情報が無料で手に入ります。
ニュースは新聞やテレビを観なくても、スマホでカンタンに、しかもタイムリーに目にするコトができます。
情報は溢れていて、情報を選ぶのがタイヘンな時代に、売り手本位の提案に付き合っているヒマなどなくなったわけです。
提案という名の
売込み
先日、売り込みの電話がありました。
突然こうまくしたてます。
「新しい○○システムを導入しませんか?この最大の特長は、社員さんの福利厚生費を月100万円以上も削減できて、必ずや御社の利益に貢献できます」
おいおい、ちょっと待ってよ、ウチは月100万円も福利厚生費を使ってない…ってか、そもそもボクのところに社員さんは一人もいないってコトすら知らずに電話してきてるわけです。
社員さんが一人のいないところに営業したって…ねぇ!まるで、魚のいない池で釣りをしているようなもの☆全くダメですよね…
でもせっかくの時間をムダにしないように(笑)どんな話の流れで進めようとしているのか、しばらく話を聞いていました。
が結局、売り手本位の提案。
つまり売込みです。
ボクが今どんなコトに困っているのか。
どんな課題があって、それをどうしたいと考えているのか。
それを解決するために、その商品はどう有効なのか。それはなぜなのか。それを導入することで今のどんなコトがどんな風に良くなるのか。
ボクの立場やキモチが解らないのに、提案なんてできませんよね。
どうしてボクに電話をくれたのか聞いてみると、どうもどこかで名刺交換をしたらしいんです。
名刺交換した人たちのホームページをサラッと見ながら、片っ端から電話をしまくっているって感じなのでしょうね。
時間と労力のムダ
かけている本人のだけならまだしも、受ける側としてもイイ迷惑ですよね。
だからテレアポ営業・飛び込み営業・売り手本位の提案営業は、まったく効果がないわけです。
伝えたい相手は、誰か。
その人はどんな悩みや課題を持っているのか。
相手の基本的なコトを知らないと、まったく伝わりません。
聞く・聴く・訊く そして 知る
ココから始めていきましょう。
あなたの私へのアプローチも、売込みとしか感じられませんが…
というご指摘はさておき、明日も絶対読んでくださいね!