◆自分が先輩として後輩を引っ張ろう | ◆草食系マーケティングデザイナー【米谷仁】ブログ◆

◆自分が先輩として後輩を引っ張ろう

こんにちは!
みちのく草食系マーケティング・デザイナーの米谷仁です。
きょうもここに来てくださってありがとうございます◎とっても嬉しいです♪

 

「独身者の80%が休日を一人で過ごしている」

 

そんな新聞記事を読んだ方も多いかもしれません。

 

正社員として働く20代以上の独身男女400人に聞いたインターネット調査での結果なのですが、一人で家にいるコトが多い(58.3%)・一人で外で過ごすコトが多い(21.8%)を合わせて、多くの人が人と会わず自分一人の時間を楽しんでいるのです。

 

確かにね、仕事の日は会社や取引先で多くの人に会い、ココロもカラダも疲れているから休みの日ぐらいは一人でのんびりしたい、というのも解らなくはありません。

 

ボクたちの頃は、休みの前となれば誰かの部屋に行って飲んで、そのままみんなで泊まって、翌日はグダグダして…結局いっつもみんなで遊んでいたような気がします。

特に、他にするコトなかったですから(笑)

 

今の時代はスマホもあるし、インターネットをチェックしたり、SNSで交流したりするだけでも時間はかかるし、YouTubeの動画サイト、ニュース、電子書籍、音楽ダウンロード、ゲーム、マンガ、映画、などなど、一人でやりたいコト・みたいモノがモリモリ盛りだくさんですしね。

 

ネットでつながるだけではなく、映画を観たり美術館に行ったり、街をブラブラしたり、季節の移り変わりを感じたりしながら、自分だけの時間を誰にも邪魔されず、自分のペースで、やりたいことをやる、というのは、それはある意味とても良いコトだと思います。
大賛成!

でももし、その理由が人と関わるのが面倒、人とのコミュニケーションが上手く出来ない、だから一人でいるというコトだとしたなら、何だかヤバイですよね…。

だってホラ、結婚しない人が増えている、結婚に価値を感じない、結婚しない方が気楽でイイって、世の中がそんな風潮になっているのも、そういった価値観がはびこっているからなのかもしれませんもんね★

 


彼氏彼女をつくらない理由

 

異性と付き合うのが面倒くさい、って…

それじゃあ少子高齢化がますます進んでしまいます★

 

ってか、若いんだから、もっとワクワク・ドキドキしなくちゃ!!

 

月に1回や2回ならそれもイイけど、いつもそれじゃあもったいない。
若いんだから、グループで一緒に遊んだり、彼女や彼氏とつきあってドキドキしたりしながら、いろいろ楽しまないとぉぉぉぉおおおお!!!!

 

男女が仲良くなるためのツール、というのがスマホの重要な役割でもある…ような気がしますが(笑)

 

コレって、もしかすると先輩にも問題があるのかもしれません。

 

最初に就職した広告代理店の先輩たちは、ちょっとおバカだったり、少し無謀だったり、ややウザイぐらいムダに熱い先輩たちがいて、よく飲みに連れていってくれて、遊びや仕事や人生のコトを熱を込めて語ったり、休みの日なども部屋に招かれたり遊びに連れてってくれたりして、ボクと本気で関わってくれました。

 

いつもご馳走になってばかりじゃ申し訳ないのでお金を出そうとすると、決まってこう言うんです。
「生意気言うな!どうしてもお金を出したいなら、お前が先輩になったとき後輩に出してやれ」

 

カッコイイですよね!
こんな先輩たちにあこがれたり、巻き込まれたりしながら、ボクたちのキモチをグイグイ引っ張り上げてくれていたんです。

 

ネットやスマホが日常的に使われ、いつも誰かとつながっているような気になってしまっているこんな時代だからこそ、リアルな人と人とのつながりが大切なんだと思います。

 

先輩として、一人の人間として、お互いが程良い距離間で関わり合う社会。
いろいろな話をしたり、励まし合ったり、ときには議論したりしながら関わり合う社会。
先輩を立て、後輩をいたわり、苦しいときは話をすることでお互いがラクになったり、楽しいとき・嬉しいときは一緒にいてそれを分かち合ったり。
泣いたり笑ったり怒ったり喜んだり。
感動したり、新しい発見があったり。

 

人と関わり合いながら生きていく楽しさや嬉しさ。

まずは、先輩として後輩たちに伝えていきましょう。

このままでは、個人主義が重要視され、ますます人と人・地域と人・社会と人の関わりが希薄になってしまいます。

ネットでつながっているだけがつながりではありません。

大切なのは、目の前にいる人と人とのつながり、関係性です。


協調と調和の社会


これこそ先人たちがつくり上げてきた「日本」の特長であり、強みであり、どこにもない日本らしさであるんだろうと思うのです。

 

さて、あなたは誰の先輩ですか?

 


あなたは今もまだ、先輩たちからご馳走になっていますよね?
というツッコミはさておき、明日も絶対読んでくださいね!