『瓜生姫の神楽舞』 瓜生姫ー国常立命ー瀬織津姫の御言 《癒奏術・山桜の章》 | 生命の「ゆらぎ」を癒す ~神人一致の癒奏術・Yuragi Therapy

生命の「ゆらぎ」を癒す ~神人一致の癒奏術・Yuragi Therapy

ボディセラピスト、ヒーラー、アロマブレンダーとして目指すヒューマンセラピーメソッド。
それが癒奏術・Yuragi Therapyです。
そして新たに備わった【龍を授ける】力で、多くの人を幸せに導きたいと思います。




人間五十年 下天のうちを比ぶれば 夢幻の如くなり


四十九年 一酔夢 一期栄華 一杯酒






永久の時の流れから見れば 人の一生は星のまたたき

その中で巡る「思い」は 波に生まれる泡に同じ


たったそれだけの時を 迷いあぐねる人々よ

永久を忘れて身の檻に 閉ざした魂 浮浪雲



目先の思いに振り回されて 芯の思いを忘れたる

岩戸閉めたる御魂に届かぬ 天津祝詞の二十祝詞



岩戸閉めたる心に湧き立つ 思いの叢雲握りしめ

雨を降らせて濡れそぼる 心に火明かり灯りゃせぬ



後回しにする癖がつき 他人任せの癖がつき

誰かを責める言い訳を またもや続けて行くのかえ



弥勒世は 自分が創る 道の先

誰かがこさえてくれはせぬ


自分が開いた分だけ進む 永久に続く道なるに

岩戸閉めたる平面世界に 弥勒の道はありませぬ






沸き立つ思いを叶えんと 舵を握り閉めた手は

御魂の枷となるばかり 蛇行するしかなくなるに


次々沸き立つ思いを目指し 右に左に舵を切る

舵取りせわしくするばかり 岩戸閉めたる心かな



たった数年 瞬く間 一つの道を貫けませぬか

叢雲の雨が恋しいか 情けの風呂が恋しいか


槌打つその手に邪念入らば 芯は歪んで妖刀となる

討たれる鋼に水滴れば ひび割れ固まり愚刀となる


どちらにしてもやり直し 一から火起こしお出直し

点けては消しての繰り返し 何度出直しすれば気が済む



その性を永久に続ける癖を 輪廻の業に持ち込むか

またも来世に後回し またも誰かに任せきり


輪廻の業から抜け出せぬ 性の性根は水浸し

情けに伸び行く蔦の如くに 地を這う草となり行く性




夢幻の如くなる 人の一生 瞬く間

それでも愛の火 灯せぬか 情けの水が恋しいか



目覚めとは 時の檻の外 永久の

高みの原から自分を見下ろす


永久に住む大き自分と 身に押し込めたる小さき自分

小さき自分は大き自分の 親指の先にあるものぞ


残り四本の指は守護 大き自分の別の指

親指真中に手となりて 自在自由に動く手ぞ



されど指はバラバラに 手前勝手に動きおる

情けの水に流されて 足元ふらふらまともに歩けぬ



自分の手すらまともに出来ぬ 神といえどもお出直し

整う時間すら惜しんで 目先の思いに振り回されて

神といえども情けに湿り 火が点かぬではお出直し

火が点かぬままに光など 出ようはずもありはせぬ



自分を何だと思いおるか 神を何だと思いおるか

たった数年まともに動けぬ 手を持つ神が神というのか


神と悪魔を履き違え 指が悪魔の手先となりて

神の意思とは裏腹に 勝手気ままに這いまわる


自分の神を置き去りに 指が神を選びおる

天地逆さの有り様は 穢れ沸き立つ八岐大蛇


指が勝手に這いずり回り 機織りの糸を絡ませる

捻じれた糸は大蛇となりて 切られゆくしかなき運命




永久の自分に目覚めて 永久の自分を生きねば

目覚めとは言わぬ 未だ夢の中


岩戸閉めたるこの世界 柱を立てるは神の腕

されど柱に邪念が入らば 悪魔の手先となりゆくだけぞ


たった数年 槌打つ間 一心不乱に過ごせぬか

それほど情けが恋しいか それほど餓えて渇いておるか


たった数年火を絶やさぬこと そんなに難しきことであるか

槌打ち柱を立てるまで 真っすぐ歩くことも出来ぬのか


自分が何かもわからずに 自分が自分が自分がと

指先の我に凝り固まりて 自分の役を忘れたる神々


未だ目覚めぬ神々も 我に凝り固まりて動かぬ

さらに大き神々の 指先たるを忘れたる神



神も人も同じ写し 身の我に凝りて岩戸閉め

情けに流され火を消して 光失い透らぬ神意


人は悪魔にそそのかされて 神は悪神にそそのかされ

捻じれた大蛇の穢れの八岐 平面にしか広がらぬ八岐


岩戸閉まりて九十(言・事)忘れ 縦の糸(意図)を閉ざしたる

三四五(みよいづ)の穢れ 大祓い


自分が自分であることを 捨てたる者を大祓い

人が人であることを 神が神であることを


捨てて穢れを沸かすもの 大祓いせねばならぬ時

柱無きもの流さるるだけ 情けの渦に呑まれゆくだけ


自分で選んだ道なれば 黄泉の地獄も天国ぞ

選ぶは自由 しかれども 道連れつくるはけしからぬ





瓜生姫の神楽舞 たった一年(ひととし)神の御情け

真直ぐ過ごせぬようであるなら もはや改心出来ませぬ


祓いの川に流さる前に 叢雲払いて火を灯すべし