こんにちは。

日本心理カウンセラー養成学院 講師・心理カウンセラーの出口さゆりです。

  
今日は、
心理カウンセラーへの軌跡シリーズです。

 

***

資格取得を目指して、
傾聴トレーニングをひたすら続けました。

 
「心理カウンセラーを仕事にするんだ」


この確固たる想いを実現するために。


今思えば、
私はあの頃、自分の本質と向き合うことはしていなかったように思います。
 

【自己理解】よりも、

とにかく、

人並みに、技術がつくようにトレーニングしていたように思うのです。


 
【今思えば】です。


当時はそれが最善だと思って努力を惜しみませんでした。


しかし、ずっと、気になっていたことがありました。


実は、
自分が相手に共感していることを
言葉で表すことができていても、
心の実感としてはなかなか感じられなく、
【「共感」て、何なんだ?】

と頭で考えていました。


それを頭で考えているうちはわかりませんでした。


ゆくゆく、私は自分が心理カウンセリングを受けるようになります。


これまで複数人のカウンセラーにお世話になってきました。


心理カウンセリングを受けるだけでなく、
心理カウンセラーとマンツーマンで行う教育分析(精神分析含む)でもお世話になりました。


それを振り返ると、
いろんなカウンセラーがいましたが
私が最も心が開放されたカウンセラーたちの特徴を見つけました。


私自身がそのカウンセラーの前で
話すだけで涙が出てしまう

「存在」がそこにあるだけで、
自分が肯定されているような
受け入れてもらえているような
そんな感覚になるカウンセラーです。

 
この感覚こそが共感の本質だと思うのです。
 



心って不思議です。

その人の心に「評価」「批判」が起こると、そこに対峙している相手に何かしら伝わるのだと思います。


目は口ほどに物を言う。


まさにこれなのです。

その人の口調、表情、しぐさ、目の動き、振る舞い全てを感じとって、
それら全てにどこにも矛盾が起きないカウンセラーたちでした。


あの人たちに、
自分は近づいているだろうか。


今、考えても、
まだまだ至っていないと思います。


しかし、
少しずつ時間をかけて
あの空気感をもたらすような
心理カウンセラーを目指して歩んでいる途中です。


本当の意味で、
温かさが溢れ、かつ冷静で
何より人間味のある心理カウンセラー。


それは、
技術や知識習得だけでは身につかないものだと私は確信しています。 
 
 
 
自分が目指している
カウンセラーに少しずつ近づけるように
毎日行っていることを次回はお話ししたいと思います。
 



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