母は不安だったのかな…

生まれ故郷を離れ
私を遠い東京でうんだ


まわりの人に後ろ指刺されないよう育てなきゃ…

そう思ったのかな…




なんで
私をほめないのかな?
頑張った時も
不安な時も
うつのような状態の時も

一番言ってほしくない
一言を選びとるのだろう…
ずっと不思議だった




母は大変デリケートでかつ、神経質…と私からは見える…





そして、私は、細かいことは何とかなるさ…前進あるのみのお調子者…





きっと

この子を何とかへこませ
おとなしく
細かいことまで気のきいた女の子にしなくちゃ

私が立派な母になって
立派にこの子を成人させて、お嫁入りさせなきゃ…
そう思ったのかな…



そう思えば

押さえ込み
調子にのらせないで
悪いところを反省させ

ほめるなんてもってのほか





私ときたら

お母さんにほめてほしくて
必死にじぶんを押さえ込み、お母さんにほめてもらえるよう
勉強し
家事もし
肩をもんだ…



学校の先生になれば
子どもをうみ育てれば…
手放しでほめてくれるかな…




ある日

きっと一生ほめないんだ



そう思ったとき



満たされない子どもの私が私の中にいることに気がついた。



それから10年以上


自分の中のさみしい子どもをいやし



ほめる子育てを
勉強しまくって



自分がしてほしくて
してもらえなかったことをしようとする




ときに
泣きながら…




でも

よかった

時々奇跡をおこす3人の子どもたち

今は、子育てと言うより

子どもたちに



感謝です。



これからも油断なく

愛を考え感じたいな。




よくよく考えると

母は

私にいろんな悟りを導く

私にとって

最高の母なのかもしれない




全て偶然ではない。




ずっと昔約束したのかも



このような事を学びたいので、あなたの子どもとして生まれたいので
よろしくお願いいたしますって




約束したのかもしれない…