Y.Y.LIFE -2ページ目

白峰三山縦走 vol.3

北岳山荘に着いて、テントを張ってまでが前回のログ。

テントを張ったらお待ちかねの宴タイム!


山荘前の木のテーブルで、一先ずお腹にたまるご飯を投入!
みんなフリーズドライだけど、僕はフリーズドライが苦手で、いつもチタンクッカーとアルストでご飯を炊く。
これが本当に美味しくて美味しくて(笑)
アマノの丼系を入れたらもうそれは天国的な奴で。

ひとしきりご飯でお腹を満たしたら、テントに戻って宴の始まり。




これから展開するブランド、kanamedesignsの山Tableも、3年のテスト期間を経て、ラストテスト。この形になるまで、このクオリティーにたどり着くまでは本当に長かった。
今思えば、ラストのテストがこの面子で白峰三山縦走なんてのは、自分的にも贅沢な話だったなぁと。

テン場から見える北岳。
富士山にはネッチョリ雲がくっついて、湧き出て、それはまた幻想的な良い景色でした。

次はスカッと富士山見ながらビールが飲みたい!

疲れもあったから、ほどほどに眠りに着くと、、、。


起きるたびに滑り落ちて足がテントの外に出る始末(笑)

座布団みたいなでかい石を足元に置いて、突っ張って寝る荒技を習得しました(笑)

夜は風速10メートルを軽く超える風に、スノピのドームと、マウンテンハードのUL幕がもっていかれる中、流石はローカスとシックスムーンは耐え



翌朝、風はまだ相変わらずでしたが、先へ進むため、4時にはテント内で飯。



山テの片方の足を外してフラットになると言う面白さ。

ご飯食べたら着替えて撤収して、風吹く真っ白な天空の稜線へ出発です。




この稜線、幾度と無く過酷な稜線歩きしてますが、なかなかでした(笑)

本来なら、この稜線をぴーかんで行きたかったけど。それは次のお楽しみですね。
お陰で、間ノ岳のpicはありません😭

ただ、奇跡ってのは起こるもんですね。

間ノ岳にたどり着いて、軽いシャリバテになり、真っ白な中またご飯をお腹に叩き入れて居ると、なんだか暖かい空気が下から上がってきて、どんどん、どんどん雲を持っていってくれて。




腹も満たされて、元気も湧いてきて、気持ちを鼓舞して、進み始めたら。




凄い景色と共に現れたのは、僕らがこの計画を立てる中で、気になって気になって仕方なかった農鳥のおやっさんが居る農鳥小屋とその稜線。



あの時のテンションの上がり方ったら、本当自分でも単純だなと思うほどで、、、。


ここからの模様はまた後日。



ではっ!

白峰三山縦走 vol.2

今日からまた四日市出張〜、終わりはあるのかこの生活(笑)終わらせてー!





8月8日の夜中に出張から帰宅、9日は色々と自分の仕事が立て込んでたから仕上げて、夕方準備、、、。

そそくさと金ちゃんをピックしてナオさんちへ。

19:30仙台出発。

埼玉のヒロスの家に着いたのは23時を回った頃、奈良田の始発のバスの時間は5:35。

これを逃すと9:00。

少し仮眠して1:40出発。
奈良田の無料駐車場に着いたのは4:50。

運の良いことに20台しか停めることのできないバス停近くの駐車場がまだ空いていた。

本当は乗合タクシーって思ってたけど、土壇場で調べたら呼ばないと来ないってことで始発のバスに間に合ってよかった。

ちなみにタクシーは広河原から呼んだ方が安いらしい、9000円くらい、奈良田の町の方からも呼べるけど、割高だとか、、、。





広河原まで1030円。だいたい45分程。
まぁ〜乗って数分で心地よいハードな揺れにもなんのその、4人爆睡(笑)



広河原のインフォメーションセンターは激混みで、着いてすぐトイレ行列に並んだら、出発は30分遅れ。

6:45にインフォメーションセンターを出てすぐ野呂川にかかる吊橋を渡る。



よくぞ来たなと北岳が迎えてくれて、橋を渡るとお馴染みの広河原山荘へ。




登山届けを提出していざ北岳の懐へと進んでいく。

今回は1ヶ月前の豪雨で崩れた箇所を迂回する意味もあって、広河原から白根御池へ直で登るルート。

これがまぁ〜しんどくて、しっかりコースタイム通り。




白根御池から、池を挟んで北岳の絶景は見る事が叶わず、小休憩の後、どんどんガスってくる草滑りを直登していく。




ここから小太郎分岐まで2:30。

またひたすら登るんだけど、途中、ガスの中登っていると上がスーッと明るくなっている感じがして、1人スイッチオン!

ズカズカと先に小太郎分岐まで行くとやはり予想通り。



小太郎山まで伸びる稜線と、仙丈ヶ岳を拝む事ができた。

3人を分岐で待って、ここからは肩の小屋、頂上まで稜線歩き。







肩の小屋で生ビールって行きたいところだったけど、今日の目的地は北岳山荘だったので、誘惑くらう前にスルー。


あぁ、念願の北岳がもうすぐそこだなぁ、、。
全く実感が湧かず、ガスガスの道を進むと。





んっ!?


これはまさか、、、





まさかの山頂が姿を見せてくれました。


周りは真っ白なのに、西側の稜線沿いと山頂だけが晴れると言う奇跡😭






最後の登りはウルウルでサングラス🕶とれんかった。






そして無事登頂。
3年越しの想いは、ここにタッチして、皆んなと握手した瞬間🤝ブワッとね〜。

何が山だよ〜。

何の為に登るんだよ〜。

って良く言われますが。

意味なんてねーよ〜。

ただ好きなんだよ〜。





感無量とは、これよね。


次は、ここから富士を見に来ましょう!

この旅は、かなりの付箋を残す旅でもありましたね。

ここにたどり着く前に出会った数々の人と、2泊3日の旅を共にしたんですけどね、一人一人が素晴らしい方達で、また色んな事を考えた3日間でしたね。


脱線しましたが、テン場がなくなるから山頂を満喫したら北岳山荘へ下ります。








北岳山荘に着いたのは15:45。




テントは張れたけど、俺とヒロスは劇斜め(笑)

写真の掲載枚数に達したので、またvol.3で書きますね。


ではっ!


白峰三山縦走 vol.1

お久しぶりです。
昨日までの興奮が冷めぬまま、やはりこのまま書き記したいなと、書き進めております。


ご存知の通り、僕は数年前までスケートボードをしていました。
ムラサキスポーツのライダーとして、日々、スケートボードばかりしていました。

そんな日々がガラッと変わって来た中には、結婚、出産と言った要因があるわけですが、それだけでは無く。


何よりもアウトドアへののめり込みに尽きるなと思うわけです。


その中で、なぜ、こんなにも山にハマってしまったのか、、、。その理由にもなった1つの山に今回行くことができたので、少しばかりお話したいなと思います。


幼少期からお互い家族でキャンプをして来た事もあり、付き合ってまもなくキャンプにハマったのが8年前。

2人で毎週のようにキャンプをして行く中で、なんとなく掲げた目標が、日本一周キャンプと、自分が30の歳に富士山に登ろうと言うものでした。

それから2人でちょっとずつ山を登るようになり、30の歳に子供ができたので、富士山には結局兄と2人で登りました。Uと2人では登れなかったけど、日本一の安産祈願は今でも行って良かったと思ってます。(笑)

それが2013年の7月。


ひとまず1つの目標を達成した僕は翌月、1つの番組を見ました。


それが、「絶景百名山 北岳 夏」。

清水さんと言うガイドさんが、北岳を紹介する内容でしたが、その方の人柄、格好良さに、この人がここまで語る、そして400回以上は数えて無いと言うほどに訪れているその山は、どんな山なのか。
自分はこの山に出会っていなければ、こんなにも山にのめり込まなかったと言うその北岳は、どんな刺激があるのか。
そして、日本2番目の高峰から望む、富士山はいかなるものなのか、、。

 その映像を見ながら、心の底から登って見たいと思ったのを今でも鮮明に覚えています。

その話を金ちゃんとヒロスにすれば、一緒にいこうとなり。

道具、体力、スキルも上がって来た2016年に行く計画を立てました。



その山行の1週間前。


白峰三山縦走の練習として訪れた飯豊連峰縦走


まさかの、怪我、、、。

一緒に行く予定の2人には本当申し訳なく、飯豊を同行していたナオさんにも迷惑をかけました。

目の前に迫っていた白峰三山縦走の目標だっただけに、自然と悔しくて泣いたのを覚えています。

翌週白峰三山縦走をキャンセルした事で、金ちゃんとヒロスも飯豊を縦走。

結果的に見れば、あの時の僕達はスキル不足だったなと思うわけです。


その経験から、ナオさんを含めた4人で白峰三山に行こうとなりました。


2017年はなかなか都合が合わず、僕もヘルニアが悪化した事もあり断念。


そして今年。

年明けから予定を決めて、この日を目指して調整してきました。


そして昨日。
無事白峰三山縦走を終えて、心地よい余韻に浸りながら、こうしてブログを書いています。





また一つ、目標を達成しました。


仲間と共に








最高の山旅でした。




白峰三山縦走の本編はまた書きます。







ではっ!