こんにちは。
イシワタリジュンコです。
「赤ちゃんをはこぶ」道具は様々あります。
ベビーキャリアという概念のもので、その目的は
赤ちゃんを安全にはこぶ というもの。
たとえば、ベビーカーも、ベビーキャリアの一種です。
ただ、「安全にはこぶ」だけではなく
それ以外の付加価値がついているのが
「ベビーウェアリング」の概念です。
「安全にはこぶ」以外の価値として、
以下のようなものがあります。
・抱く人(親)、抱かれる人(子)双方が快適であり、子の発達を促す
・抱く人(親)、抱かれる人(子)の絆を形成し、ココロを育む
日本ベビーウエアリング協会のリーフレット参照↓
https://bwdacco.com/about-us-2/free-download/
わたしは、
三男の退院のときからベビーラップを使用して子育てをしてきました。
付加価値の部分に魅了されていたのだな、
とは、実際に使用していた最中には
気がついていなかった、というより、言語化できなかったです。
ただ好きで心地よかったから使ってた
と思っていましたが、あらためて、そのとおりだな!と感じています。
もう一度書きます。
・親子双方が快適であり、子の発達を促す
・親子の絆を形成し、ココロを育む
おんぶするとすぐに寝ちゃってましたね。
わたしの背中で熟睡する三男ちゃんの寝息を耳元で聞きながら家事をすることに、心から幸せを感じていたものです。思い出すだけで、オキシトシンがあふれてきて、コレ書きながら泣きそうになってきます。
さて、今回。
ご質問いただいたのは
「ヒップシートってどう?」
この内容にお答えした動画を作りました。
ヒップシートは、
産後のママの柔らかい骨盤に100%の負荷がかかる形状のため、
ベビーラップ・アドバイザーRとしてはおすすめできません。
赤ちゃんの股関節の健全な発達を促すM字開脚も
背中の自然な丸みも
キープできないと思います。
(実際に使用したことがないので憶測ですみません)
5分くらいの短い時間ならOKかもしれませんが、それなら素手抱っこでも
いけてしまうので、あまり意味ないですよね。
では、ベビーラップ・アドバイザーとして、
手軽に抱きおろし出来て
かんたんなもの
という意味で、
おすすめできるのは、スリングになります。
ただ、スリングを使うのには、
赤ちゃんを抱き入れる前に
セットをしておく上で、沢山のコツがあります。
なので、
ベビーラップに慣れていたわたしも、
スリングは最初はうまく使えず、、、
正直、
スリング、片方の肩に負担がかかる
ただの 辛いもの という印象がありました💦
今回作成した動画では、
現在お持ちのベースサイズのベビーラップを
リングを2個使用してスリングのように使ってみる
というのをやっています。
長いベビーラップを折り返して
2重にして使っているので、
通常のスリングよりも厚手となり、
サポート力は2倍。
単純計算ですが、170gsm×2 で 340gsm相当のサポート力です。
いろんなコツをまとめてみましたので
ぜひ動画をご参照くださいね。