先日の5日と6日のお話…

ダンサーのTAKAHIROさんのヘァーメイクを担当させてもらいました。

5日は、中央公会堂でNHK主催の『貴婦人と一角獣』というイベントです。

巨大なタペストリーの『『貴婦人と一角獣』という作品からイメージした曲を、兄弟のピアニストのデュオと、TAKAHIROさんがダンスを、それぞれ披露するのですが…

とにかく凄かったぁ~

TAKAHIROさんと、お仕事するのは、今回で2度目。
お会いするのは、5度目かな…

朝、ヘァーメイクの打ち合わせ。

「生きてるか、死んでるか、わからないようなメイクにして下さい」と言われ…

一瞬、戸惑いましたが…

少しずつ、細かく相談しながら決めました。

TAKAHIROさんの作品の思い入れが、凄く伝わりました。

肌の色は、生と死の境目くらい…
唇だけは、命が宿っているような赤。

眉毛も消して、目も精気を消す感じ…

髪はがっちり堅めてシルバーに…

なんか、人間なのか幻なのかわからないような感じがしました。

衣装も全身が白で、豪華な首飾りだけが光っています。

ダンスも凄かったです。
セクシーな表情、まるで舞い上がるかのようなダンス…

と思えば、激しくもなり…

ため息が出るような、なんとも神秘的なダンスでした。

ピアニストとのコラボもあり、即興でピアノの演奏にあわせて踊るのですが…

日本人とは思えぬ感性で、とても楽しいものでした。

6日は、そのイベントの内容を私が担当している『ぐるっと関西おひるまえ』で、再現するのですが…

勿論、メイクも前日と同じ…

ダンスは少しアレンジされてたみたいです。

ピアニストとのコラボの即興ダンスも、イベントより短かったけど、前日とは又全然違いもので、なんかパワーアップしてたり…

TAKAHIROさんの感性は、本当に凄い。
凄いとしか、言いようがないです。

この作品に関わらせて頂いて、本当に感謝です。

あんなに近くで見れて、夢のようです。

楽屋でも、舞台袖でも、TAKAHIROさんの感性は炸裂で、本当に楽しかったです。

いつか、子供達共、共演してもらえる日が来る事を夢見ています。

又、一緒にお仕事が出来ますように…