※過去記事です。

 

先日、私の主要取引銀行から連絡があり、投資信託の説明を電話とインターネットでしたいとのことでした。老後資金の不安を煽り、狙ってきたのだと思います。

 

 いつもならば押し売りはお断りしますが、老後2000万円問題の不安もあり、今回は説明を聞くことにしました。

なお私には2000万円の預金など到底ありません。

 

 話は積み立てNISAのことでした。年間120万円まで投資できる5年間つみたて可能で利益が出た場合通常20%の所得税が免除されるとのことでした。

過去5年間の実例をもとに、これだけ儲かりますよと説明してくれました。

 

 これを機に母親と妹の3人暮らしをどうしていくかよく考えることにしました。我が家は80歳台の母親と60歳台パート独身障害者長男の私と50歳台独身無職の妹からなる世帯で、8050問題にもろに対峙しています。

 

 まず母親は運良く近くの特別養護老人ホームに入居することができました。す。特別養護老人ホームは地方公共団体社会福祉法人が運営しているので、費用をかなり低く押さえることができます。

 

 これで8050問題は解決しました。

 長男の私と妹は私が65歳になって厚生年金を受給できるようになるまでは、私のパート収入と障害年金、および銀行の預金の取り崩しで生活していきます。

障害年金はいつ打ち切りとなるか分かりません。

65歳以降は厚生年金が支給されますが、パートは打ち切りとなります。

私が65歳までに死んでしまうと、妹が無収入で一人暮らしになります。

また妹が65歳になって国民年金を受給できるようになっても、国民年金は少ないので、心配です。 

 

 以上のことを考えるとNISAといえども投資信託はあくまでも投資であって株価、国債、など必ずしも上がるとは限らず、為替損失のリスクもあり、損をすることも必ずあります。

やはり私のように生活に余裕の無い人は手を出すべきではないと考えています。