第87回都市対抗野球 西関東予選が終わりました。
残念ながらJX-ENEOSは6年ぶりに代表権を逃す結果となりました。

「会社に感謝せず、当たり前のように野球やっている。」「8名も退部させ11人も新人選手を獲ってやりすぎた」「シートノック前から白い歯が見えている選手が何人かいたのは如何なものかと思います。」など、負ければ厳しい意見飛びますよね。
ただでさえ確信していた都市対抗出場を逃し、応援してくれるのは嬉しいが応援と野次の判別ができてない方や試合中や試合後に評論家気取りで分析して冷めたこと言われたり、いっぱいいっぱいなのに素晴らしいチームに対してなんでこんなことばっか言われないといけないんだろう。
相手の三菱日立パワーシステムズ横浜さんや東芝さんだって素晴らしいチームだし、相手がいれば勝者と敗者が生まれる。悔しすぎて更に病んでしまい、こんな気持ちでファンに対して今後情報を発信するということはチームだけでなくファンや選手のご家族の皆様にも失礼だし、ENEOS野球情報部のアカウント消去しようか真剣に悩みました。

そんな中、普段ご覧いただいてるファンの皆様からのメッセージをいただきました。
厳しい意見のメッセージも正直覚悟はしてました。
しかし、メッセージを確認すると「お疲れ様でした。」「速報ありがとうございました。」と温かく労ってくれるメッセージ、さらには選手ご親族からは「君は選手の一員だから」というお世辞にももったいなさすぎるメッセージやお手紙をいただきまして不覚にも泣いてしまいました。
ENEOSの情報を共有できればと思って一昨年はじめたこのアカウント。こんなに見てくれてる方がいる。そして、負けても応援してくれる人はこんなにもいるんだなと感動し、アカウントの削除は思いとどまりました。

そしていまはだいぶ、落ちついてきました。
ご迷惑おかけした皆様にはブログで失礼かと思いますが本当にありがとうございました。


そして、ENEOS野球部についてですが、ご指摘あった通りに昨年度に8名の選手が引退し、今年度は新人選手が11名入ってきました。
しかし、エース大城の左ヒジ手術もあり、その新人の柏原、齋藤に先発は頼り昨年日本選手権対象大会で優勝ゼロだったチームが東北大会で見事優勝を勝ち取りました。
昨年大学4年生時に二度の骨折でシーズン棒に振りながら復活した西島は投げる喜びを感じるかのように今大会完璧に火消ししてくれて
高卒ルーキー鈴木も東芝戦で試合を立て直したりと普段からチームを救ってくれています。

野手では特に若林の活躍が著しく守備も安定しており、攻撃中も守備中も安心して見ていられる選手です。
谷田はルーキーながらENEOSの4番としてしんどいこともあると思います。そんな中で東北大会では貴重な同点タイムリーとチームの中心選手として活躍。
残念ながら西関東予選では結果は出ませんでしたが、OBでご観戦にいらしていた池辺さんを越えるような打者になっていってもらいたい。

それとシートノックの件ですが、実際ノックに入れば非常にレベルの高いシートノックをしています。
現在、横浜金港クラブで活躍されている元ENEOSの四日市投手は「日本一のシートノック、金港の選手にはこういうところを見てもらいたい」と評価していました。

そして渡邉主将が「(都市対抗)予選は本当にしんどい。でも、一番野球を上手くしてくれる時間だと思います。」と話すように予選敗退の悔しさで練習に励み上手くなり一回り大きくなったENEOS。新人選手11人がこの悔しさを経験し、一回り大きくなったENEOS。
来年の都市対抗野球、近年の都市対抗より楽しい試合を見せてくれるのでは?と勝手に一人舞い上がってます。笑


そしてチームは今月の20日からJABA北海道大会がございます。
また大会前には2試合のオープン戦も予定しているということで、まずは今年度の日本選手権優勝のタイトルに向けて新生ENEOSに期待したいと思いますので、これからも皆様のご声援、そしてご観戦よろしくお願い致します。

ENEOS野球情報部【非公認】