しんちゃん初の日本滞在
自宅に到着してすぐのお風呂の入り方から、見事な噛み合わなさを発揮した私たちでしたが・・・(笑)
この時は、お風呂の入り方から食事の摂り方、家族や友人とのお付き合いの仕方など
何から何まで日本とは違うんだということをまったく知らず、すへてを日本のやり方(私のやり方)で強引に進めていきました。
今よりまだ日本語もたどたどしく、今よりも私に氣をつかっていたしんちゃんは、自分の想いを言葉にできず、ただただ、私の強引なやり方についていくしかない日々
水のようなシャワーを浴びてブルブル震えたあとに、私が出した食事はうどん。
この頃、バリから帰ったあと1発目の食事はうどんが私のお決まりでした。
冷凍うどんと出汁と醤油は常備してあったので、買い物に行かなくてもすぐに食べられるし、何といってもバリ帰りはうどんが恋しくなる
でも、、、
しんちゃんは、うどんなんか食べたことない。
しかも、あんなうっすい出汁のうどんなんか、口にあうわけない。
バリ人の好みは辛いもの、味の濃いもの、お米を食べなければ食事をしたと言えない風習に加え、しんちゃんは麺類が苦手だということ。
それらをこの時はまったく知らなかったし、氣にかけることもしていませんでした。
案の定、しんちゃんは2~3口食べただけでうどんを残してしまいました。
お腹すいてただろうな・・・・
初の日本滞在で、しんちゃんは3キロくらい痩せちゃいました
日本の食事に慣れていなかったのもありますが、1番は値段の高さに驚き、『こんな高いものたくさん食べられない……』と思ったそうです。
お米も、バリでは自分の畑で作っているので、しんちゃん曰く『無料で食べ放題』
でも、日本では数千円を支払って買う。
お米に数千円もかかる!!と衝撃だったようですね。
当時、私はまだ保育士として仕事をしていたので、基本しんちゃんはほったらかしでした。
ご飯は、時間があったら簡単なものを作っておいて、あとで温め直してもらったり。
泊まりの勤務とかあったので、その時はマンションの下にあるコンビニでお弁当を買って食べてもらったり。
『あたためてください』と言ったら温めてもらえるからね、と教えておいたら、ちゃーんと温めてもらっていましたよ
自分で買い物が出来たことが嬉しかったのか、一時期コンビニでお弁当を買うことにはまっていました(笑)
あとこの時はまったのが、当時流行っていた『食べるラー油』
たまたま友人からもらったものがあったのですが、氣がついたらしんちゃんが全部食べていました(笑)
味噌汁や抹茶、マヨネーズもお氣に入りでしたね。
まだ豚肉も食べていた頃だったし、結構いろんな食べ物に興味を示して挑戦して食べていました。
うどんや蕎麦には挑戦しなかったけど、、、、
(最近、やっと少しずつ食べられるようになりました)
私自身がバリに行って、食べ物の合う合わないがかなり重要だということを感じていたので、日本食を美味しいといって食べてくれると安心しました
でも、当時は本当にめちゃくちゃ氣をつかっていたんだろうなー。
3キロも痩せたしね(笑)
笑い事じゃないか、、、
めっちゃ笑ってるけど(笑)
この頃の写真があまりないので、何度も同じ写真が登場することをお許しください