ごめん!思わず口が滑った!
いや~そんなー~ただの言葉のあやってやつだよ。

そんな会話を時々耳にする。誤解を生むようなことを言ってしまったとか、秘密を喋ってしまったとか。そんなときに聞く。

それでなんとかなるならいい。またすぐに楽しく戻れるだろう。
でも、人には軽々しくいってはいけない言葉というものが存在している。
誰だって言われたら気分が悪くなるような。

今日は暗い話だ。

きっと一人くらいはいるかなぁ?「死ね」と言われたことがあるだろうか。同義語として「消えろ」とかね(笑)
ほら、文字を見ただけで気分が悪いでしょう?
俺も昔はよく言われました。きっと気にくわない、見ているだけでムカつく、気持ち悪い、そんな気持ちを言葉にしたらそれになったのだろうけど、
俺は今でこそそこまで悩むこともないくらいに言われてきたので慣れたけど、
初めて人に死ね、と言われたとき、消えろと言われたとき、気持ち悪いと言われたとき、本当に消えてしまいたいと思ったことがあった。

どんな人に対しても口にしてはいけない言葉だ。
むしろ、存在自体を消したい言葉だ。

日本語に限らず、きっと世界中に言葉にしてはいけない言葉が存在しているはずだ。
なぜそれが出来たのか。
きっと戦争やなんかで荒れていた時に出来たのではないかと勝手に思っている。

人に口にすれば、気分を害する、自分も気分が悪くなるような言葉を、口にすることは余程のこと思いたい。
一時期はネットでもそんなことたくさんたくさん言われたな。
その度にこの気持ちをどうしたらいいのかわからなかった。
見過ごせなかったからね。

でも、ふと思う。

そんな言葉を口にして排除しようとするその人は、心の痛みを感じたことがないのか、もしくは心の痛みを感じすぎたのではないかと。
そう思うと、俺はなにも答えないのが一番いいような気がした。
反発すればきっとまた言われるのだろう。

今度もしまた死ね、と言われることがあるなら・・・生きる!ととある芸人さんばりに答えたやりたいと思う。

その前に言われたくもないけどね。

言葉のあやではすまされない。
まさに言葉のナイフとは、このことだ。

前に作った歌がある。

伝えたいこと。という歌だ。

俺もそんな経験は昔からいやというほどしてきたからこそ伝えたいこと。

生きてくれ。