旅情 | まーのブログ

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ヴェニスを訪れたアメリカ人オールドミスの刹那的なアバンチュールを描いた作品で、監督はデヴィッド・リーン、主演はキャサリン・ヘプバーン、共演はロッサノ・ブラッツィ、イザ・ミランダ等です。(1955年度:アメリカ)

これ以降、ラストシーンについても述べているので、ご注意してください。憧れの地ヴェニスに来たものの孤独感でいっぱいのジェーン。そんな彼女の前に現れたハンサムな紳士レナート。水の都の美しい風景を背景にして、二人の恋が描かれていきます。ストーリー的には別に大したことないんですけど、映像美が素晴らしいです。そして決して美人とはいえない演技派女優のキャサリン・ヘプバーンが、途中から恋する乙女のような可愛らしい表情になっていったのが印象的です。さすがは大女優の演技力ですね。そして有名なラストシーン、走る列車の窓から身を乗り出し、レナートに大きく手を振り続けるジェーンの姿に感動しました。