皆様

2月17日に掲載致しました私のブログ内容につきまして、様々な応援のお言葉、ご意見・ご感想・ご批判をいただきまして誠にありがとうございます。非常にたくさんのメッセージをいただきまして、まだすべてを拝読しきれていないのですが、皆様のご意見等は真摯に受け止めて、参考にさせていただきます。

ただ、私の表現が足りずに誤解を与えてしまったところがありますので、その点、この場で修正させていただければと思います。

③の「お笑い芸人の扱いになっている」という箇所なのですが、これは、バラエティ要素の強い番組に出ることが嫌だという趣旨ではございません。いろいろな学説をわかりやすく紹介するなかで、評論家の仕草や動作、話しぶりを「笑い」の要素につなげることは、バラエティ番組である以上当然のことだと考えていますし、さんまさんやブラックマヨネーズさんが、私の面白いところをうまく引き出して「笑い」につなげてくださって、その点では非常に感謝しております。私も少しでも番組が面白くなればと思って、自分なりに努力してきたつもりでございます。

ただ、ブログであえて「最近」と表記したとおり、私の場合、番組内で体を張ってパフォーマンスをしなくてはならない場面が増えてきたので、「評論家の立場で出演している自分がそこまでやる必要はあるのかな」という疑問を感じるようになったということでございます。

「バラエティ番組に出るのが嫌なら、なぜ今頃になって辞めるのか?もっと早くに辞めればよかったのではないか?」といったご意見もいただきましたが、それは上述のとおり、当初はバラエティ番組に出ることに何の違和感もなかったのですが、最近になって状況が変わってきたからということでございます。また、「嫌だと思ったら、その気持ちをすぐにスタッフに伝えて改善してもらえばいいのではないか?」というご意見もいただきましたが、その点につきましては、私の個人的な性格もあって波風を立てずできる限り我慢しておこうという気持ちが先に立ってしまったということでございます。

こうした内輪の内容をあえてブログに掲載することの是非を問うご意見もいただきましたが、私としましては、黙って番組出演を辞退してしまっては、日ごろ応援してくださっているファンの皆様に失礼にあたると思いまして、ブログという形でごく軽い気持ちで報告したつもりだったのですが、それが思いもかけずメディアで取り上げられ、大きな騒動になってしまったことは、私自身驚いている次第であります。皆様にご迷惑をおかけしてしまったこと、大変申し訳ありませんでした。

BRICs経済研究所 代表 門倉貴史