いつもと少し違う事をしてみる。 | 神野翼の芸術つばらつばら。

いつもと少し違う事をしてみる。

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無意識に日々活動さしている身体を少し驚かせる事にしよう。


身体の動かし方というものは日々の生活の中で類型化していくものである。

歩くという行為もそう。
きっと何時も同じ足から踏み出している事と思う。


靴を脱ぐ時も、ご飯を食べる時も、頬杖をつくときも何時も同じ方の手や足や歯を使っているのではないか?


類型化する事により無意識に行動出来るようにはなるけれども、小さな行動の中に潜んでいる発見や感動を見逃してしまう事になりかねない。


いつもと違う足で最初の一歩を踏み出してみよう。

いつもと意識が違うはずだ。
身体の動かし方が違うし、地面を踏む感覚も違う。

些細な事だけども、自分の身体を感じる事が出来るだろう。

自分の身体であっても知らない事はあるものだし、新しい発見があるものだ。

左右で手の大きさは違うこともあるだろうし、右足で一回転するのと左足でするのとでは難しさが違うことだろう。
食べ物も右と左の歯で噛むのでは味が違うんじゃないだろうか?


小さな行為で身体を感じる事が出来る。


これも身体表現の一つであると思う。