嫌われるのが怖い | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

このテーマは、
多くの方が持っている悩みですね。

「嫌われる勇気」
とか
「マインドブロック」
とか、
いろいろ言われるのは、
このことです。

えいって取っちゃいなよ、
というような簡単なものではない
と私は思っているので、
なるべく詳しく
なぜ、からどうすれば良いのか、まで
解いていくことを試みます。

前回まで使っている
「食べてしまう」
で考えるなら、これは
他人が自分の食べることについて
どう思うかを気にしていることです。

誰でも、
人から好かれるのは嬉しいことです。
けれど、
好かれようとして
相手の言いなりになるのは
間違いです。

と、文章で読むと、
相手の言いなりになる人が
魅力的でない、というのは
当たり前のように感じますよね。

しかし、
ほとんどの人は、何かを決めるとき
他人の目を気にしています。

他の誰が何と言おうと、
意志が弱かろうと太ろうと
自分が食べるかどうかを決めるのは
自分です。
自分で食べ物を口に運べる限り
お医者さんが何と言おうと
親が何と言おうと
食べるのを決めるのは自分です。

本当は自分で堂々と決めたいのに、
他人からどう思われるかを気にして
「私が食べたいから食べるのだ」
と言えないし、思うこともできません。

ここには、
嫌われるのが怖い、
という気持ちが働いています。

しかし、先ほども書きましたが、
他人のご機嫌うかがいは、
魅力的ではないんです。

嫌われるのが怖くて選ぶ行動が
かえって嫌われてしまう、
という残念な結果があります。

では、どうして
嫌われるのを避けたいのに
それが嫌がられるのでしょう。
次回はそれを探りましょう。