自分を変えるために、まず気づく | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

いよいよ、
ダメだとわかっているけれど
ついやってしまう、をやめる実践です。

前回までで、
ついやってしまう心の動きを見てきました。
では、ついやってしまう、をやめるには
どうしたら良いでしょう。

まずは、
やってしまっても価値は下がらない、
この前提を忘れないでください。
納得していなくてもかまいません。
失敗しようがついやってしまおうが、
あなたは尊いのです。

次に、
「ついやってしまう」
を、
「好きで選んでやるのだ」
と思って行動してください。

ずっと例で使っている、
食べる、で考えてみましょう。

目の前においしそうなケーキがあります。

ケーキにしっかりと意識を向け、
とてもおいしそうだ
と感じている自分を見ます。
食べたい、という気持ちを肯定します。
後ろめたさを感じる必要はありません。
よく味わって、おいしく召し上がってください。
本当にその味が好きなら良いですが、
生クリームはカロリーが高いから
豆乳のケーキ…とかダメですよ。
満足するために妥協はナシです。

ちょっと待って、
食べない方法じゃないの?

と思われましたか?

大丈夫です。
これが「できれば」、9割解決です。

できないんですよ。大抵。
なぜなら、
ダメだとわかっているけどついやってしまう
という行動は、手段である場合が多いからです。
その行動自体は、目的でなく、
別の目的の隠れ蓑になっているのです。

食べることを例にするなら、
食べることそのものを目的にできれば
9割解決ということです。

けれど、本当の目的は、別にあります。

つい食べてしまうのは、
食べたいからでなく
違う目的があります。

それは、「逃避」
または「復讐」です。

次回から、
それぞれについて
解説を試みたいと思います。

まずは、
ついやってしまう行動について
それを目的にできているか、
ということを、ご自分でチェック
してみてくださいね。
そこからスタートです。