大人の大人になりたくて。

大人の大人になりたくて。

★ALBA所属/劇団6番シードに19年間所属していた(2021.5月末卒業)土矢さんによる公式ブログ★

2021.7月以降のスケジュール(2021.7/26更新)


演劇鑑賞ポイントシステム
『土矢マイレージ』発足しました!!(無料)
土矢さんを応援しながら一緒に楽しみましょうって企画です。

詳細はコチラのブログをご参照ください。
https://ameblo.jp/kanehisa6c/entry-12685889920.html


●劇団わ
『バック・トゥ・ザ・君の笑顔~ロボットって笑うっけ?~』
2021年9月8日(水)~9月12日(日)
中目黒キンケロシアター


★情報解禁待ち
2021.8/30~9/5

2021.10/10~10/17
土矢兼久活動20周年記念公演
一人芝居「おとこのはなし」 
メモリアルフォトブック

発売決定!!!



俳優・土矢兼久の無期限活動休止の一区切りの一人芝居
記念の写真集です

photo by yumeha shino

【仕様】
A4
40ページ
稽古場写真
オフショット
舞台写真


【価格】
土矢42歳にちなんで、4,200円


【お申込方法】

受注生産します

チケットカートより申込
返信メールにて、予約受付番号と振込先をお知らせします
お振込確認後、生産開始
指定のご住所にお届け
(一ヶ月程度お時間をいただきます) 
(送料別途)


お申込はコチラhttps://tsuticket.cart.fc2.com/


宜しくお願いします!!

お知らせです。生きてます。


先日は屋根裏バーニャへのご来場ありがとうございました。古巣というか故郷への凱旋になんとも言えない気持ちになりましたが、メンバー、ゲスト、スタッフ、そしてお客様に迎え入れていただき素敵な時間を過ごさせてもらいました。


11月となり、いよいよ自身の『無期限休業公演』も迫って参りました。今月から稽古始動し、久しぶりに松本さんと稽古の打ち合わせしている自分と出会い、以前はこれが当たり前の風景だったと思いながら、一人芝居の演出は逃げ場(落ち着く暇がない)がないと改めて実感してます。


年内の活動と言っておりましたが、実質僕の活動は今月末までで12月から新たな道を進む事がほぼほぼ決まりました。こうして今も沢山の人様から助けていただき、僕は本当に恵まれた人間だなと感じております。


こうして演劇と共に20年歩んだ僕の人生。志し半ばという気持ちも無いわけではございませんが、20年という期間、胸を張って活動できたのはある種の自慢でもあります。


これまで引退した先輩、活動を耳にしなくなった仲間を数多く見て来ました。どんな優れた俳優も頑張っていた俳優も居なくなってしまったらそれまでというのが、エンターテイメントの世界。例外はありますけどね(笑)

僕もこうして日々段々と人様の記憶の中から薄れて行く存在になってしまうのは怖くもありますが、これまで応援くださった皆様に『ありがとうの場』を設け、沢山の方々に感謝を申しあげたいと思っております。


今作品、最初にして最後として俳優人生の中でもっとも難度の高い作品に挑戦します。挑戦などしょせんはエゴかもしれません。ですが、やっぱ土矢はやってくれるな!と思っていただける作品をお贈りできたらと。


けど、直ぐに帰ってきたらごめんね(笑)



おかげさまで

23日(祝木)13時

24日(金)19時


完売となりました。こちらの劇場は35席でこれ以上席をご用意するのは難しい劇場です。


その他の回は26日16時のイベント【うちあげ】を含めてまだまだご予約いただけます。


https://tsuticket.cart.fc2.com/


宜しくお願いします。

土矢兼久活動20周年記念

無期限休業公演ひとり芝居
「おとこのはなし」

土矢兼久、演劇活動20周年記念し「ひとり芝居」に挑戦します。
脚本は劇団テノヒラサイズ主宰、オカモト國ヒコさん。演出は劇団6番シード代表、松本陽一さんをお迎えし上演します。各ステージ終演後は土矢兼久と縁のあるトークゲストをお招きし、ちょっと歴史を振り返ります。
2012年橋爪功さんがラジオドラマにて放送した作品を舞台化。小劇場と20年間共に歩んだ男が一人で魅せる濃厚な60分をご堪能ください。


【あらすじ】
「路上のテントで男が死んでいるので警察に届けてほしい」
大阪のとある駅近く、あなたに話しかけた初老の男は笑って続ける。
「実はその死んでる男、私なんですけどね」
話し始めた男の話、それは母親の満州引き揚げから阪神淡路大震災までのこの国の物語だった。


期間 2023.11/23(木祝)~2023.11/26(日)
劇場 Café&bar木星劇場
豊島区西池袋5-1-5 第2春谷ビルB1


脚本 オカモト國ヒコ(テノヒラサイズ)
演出 松本陽一(劇団6番シード)

出演 土矢兼久



【日替わりトークゲスト】

23日(祝木)13時
細川博司(バンタムクラスステージ)
福地教光(バンタムクラスステージ)

23日(祝木)18時
松本陽一(劇団6番シード)
山岸謙太郎(PROJECT YAMAKEN)
福地教光(バンタムクラスステージ)

24日(金)19時
松本陽一/宇田川美樹/小沢和之/樋口靖洋/藤堂瞬/島崎翼 以上劇団6番シード

25日(土)13時
藤堂瞬(劇団6番シード)
竹石悟朗

25日(土)18時
柿ノ木タケヲ(ゲキバカ)
西川康太郎(ゲキバカ/おしゃれ紳士)

26日(日)13時
久間勝彦(東京ストーリーテラー)


【チケット】全席自由席

前売り/当日4500円(ワンドリンク別)
感謝イベント2000円(ワンドリンク別)


【公演日程】

23日(祝) 13時/18時
24日(金) 19時
25日(土) 13時/18時
26日(日) 13時/☆16時

☆…26日16時
感謝イベント「うちあげ」開催(内容は今後お知らせします。90分程度を予定。)

◎受付開始&開場…開演時間の30分前を予定しております。

◎チケット発売日 2023.10/1(日)10時
※22時販売開始から→10時開始と変更となりました。

◎チケット予約サイト
https://tsuticket.cart.fc2.com/ 

※キャストチケット扱い欄はございませんので、『備考欄』に推しの名前をご記入ください。



★各回5名様限定 応援招待席★

過去に土屋(土矢)兼久と共演した事がある人、これから俳優を目指そうとしている人を招待いたします。

今公演のX(Twitter)の宣伝協力。ワンドリンク代は支払いをお願いします。
※お一人様、一回限り。
※お席は後方席、あるいは一般のお客様のご案内後の入場となります。


★26日感謝イベント『うちあげ』参加者募集!★

土矢と一緒にイベントをしてくれる俳優、関係者を募集します。お気軽に問い合わせ&ご参加ください。

【お問い合わせ】
kanehisa.tsuchiya1981@gmail.com 


【スタッフ】

制作協力 藤堂 瞬(劇団6番シード)/山下哲平(ラパン雑貨ゝ)
音響プラン 岡村崇梓
オープング音楽 TommyTommy(urinbo*)
撮影 yumeha shino 
製作 なかがわ・なかがわ


【協力】(順不同)
ALBA/テノヒラサイズ/劇団6番シード/ラパン雑貨ゝ/バンタムクラスステージ/PROJECT YAMAKEN/サンミュージックプロダクション/ゲキバカ/東京ストーリーテラー/ホーリーピーク/おしゃれ紳士/なかがわ・なかがわ



【お願いとご案内】

トークゲストは体調不良などにより変更となる場合がございます。
お知らせは土矢アカウントのX(Twitter)によりお知らせさせていただきます。宜しければフォローください。

Xアカウント
@kanehisa6c
 

◎上演プログラム
ひとり芝居
ゲスト会談
お客様お見送り

上演時間120分を予定。途中小休憩有り。お見送りの時間は途中退場可。


◎公演グッズ、公演配信に関しましては今後お知らせさせていただきます。


公演に関するお問い合わせはコチラへ
kanehisa.tsuchiya1981@gmail.com 





ついにひとり芝居開幕まで100日前となった。まだまだこれから俳優活動は忙しくなるが、人様から言われると、そうか活動休止までそんな時間しかないのかと改めて思う。


そんな僕を引き留めようとする俳優と出会ったり、後腐れないようにきっちり引導を渡そうとする俳優と出会ったり。今年は良い人間との出会いが多い。もしかしたら僕の考え方ひとつで、もっと人様から愛されてもっと活躍も夢じゃなかったのかなと思う。俳優に免許はない。人様から認められて初めて成り立つものなんだな。


ここから少し『0号』のネタバレ要素になるかもしれない。


菊田は大変なんだな。どの役も一筋縄でいかないのは当たり前だ。題材も戦争が絡む。そして今日の日付もある。作品に『生』を感じてもらえたらなとか思う。なんて読むかは感じ手に委ねる。『美しき12人』には少年を思ってなのか、台本を読んで『未来』という言葉か浮かんだ。よく目にする言葉だが、実際にこれが潤沢ではないから自分が望んでしまうのかもしれないな。


今回の役回りは西川くんの菊田の亡霊(悪い意味じゃない)がついて回っている気がしている。無論、ご健在だ。変な話し、力を借りてるような感じに思う。役としての整合性を取るにはどうしたらいいのかなと思うと色々とガチャガチャしてくる。ストーリーの立役者である事に違いはなく、配役の中でもトップクラスに良い役だ。登場シーン毎に衣装も違う。演じてると分からないが、対外的に見ると結構悲しいやつ。これはナルシストにならないと演じるのは無理と初めて思った。


僕も劇団時代はこういう役が多かった。役というより、ストーリー展開中に感情を爆発させるシーンがあるという意味で。これがとてもプレッシャーだったのを思い出した。『ギブミーテンエン』という作品では泣きすぎて目の周りの毛細血管がきれて目の周りがソバカスだらけみたいになったり、頭痛が止まらなくなって病院にいった事もあった。この作品も戦争が絡んだか。


こういう部分は成長したつもりでいたが、考え方の根本はあまり当時と変わらないというか、またここにきて思い出すとはな。


人生って面白い。

実は夏にひとり芝居以外にお知らせがある予定。日替わりゲストも確定したのだが、お知らせは公演が始まる頃にしたいかな。


だが一客演としては休止前最後であるのは違いない。この作品は生涯忘れないだろうよ。



天気にやられる。稽古に向かうでびしゃびしゃだ。となり駅ではまったく降っていない現象も最近では珍しくなくなっていている。


12人も途中だが『0号』も忙しくなってきた。しっかしと書き留めて終わらせる


6号、河合くん。稽古場のムードメーカーだった。中間の年齢である彼は若い世代、先輩らの潤滑油だったように思う。芝居では台詞が少ない役ながら、6号の人間性を表現していたように思う。

7号、てっちゃん。彼もまた7号という人物像をしっかり体現していた。マネされる芝居は愛された証。ようこそ30代。

8号、一ノ瀬くん。今回の企画、プロデュース、主演をつとめた男。どんな苦労も苦労と思わない人なのかな。彼にとってよき思い出になってほしい。

9号、三月さん。初舞台おめでとうございました。初日の芝居はリアル過ぎて感動しました。こんな僕にアドバイスを求めたりと、その柔軟な考え方は見習います。

10号、三上さん。尊敬する芝居。久し振りに共演者から『土矢くん、こういうやり方もあるよ』と言われ、なるほどと思った。つかみどころの無いスタンスで一見距離を置いてそうに見せながら一番、演出家と話していたように思う。

11号、真凜ちゃん。彼女もまた素敵でした。普段はどういう人なのか分からないが、7号や3号らに持論を展開する時の表情の変化。そして自ら台詞を片言にするアプローチなど。彼女の整合性が作品の幅を広げたように思う。

12号、あさみさん。人として見習う事が多かった。笑顔、会話、エスコート。こんなにしてます感出さないで出せる大人にはなりたい。個人的に芝居では12号、6号は役作り大変だろうなと思った役の一人。これを見事に表現されていた。

守衛、ごうくん。演出助手として裏方から、芝居作りから、今作品を作り上げてくれた一人。彼の存在が演劇畑の僕は嬉しく、4号の相談をしたり、対外的にどう見えたかを素直に聞ける人間だった。

AP渥美くん。過去共演し、共創演劇でお世話になり、今回は制作として尽力してくれた。


と。12人はここまで。また思い出したら書けばいい。さて『0号』へ。