こちらに来られる患者さん(腰痛や肩こりなどの慢性疾患をお持ちの方や原因が分からない症状をお持ちの方々)の方の話を聞くと、だいたい 『病院に行ってまったくダメで、もう病院には行かない』と、言われます。


いつもこんな話を聞くと、病院の先生方は、このような多くの方々の事をどう思っているのか?と思ってしまいます。


おそらく、時間に追われ、何も思っていないのかもしれません。


腰痛があると聞くと、椎間板や腰堆の問題だけに限局して、ブロック注射を打ち、その時だけの対処療法をして、

長々と病院に通わせて、中には痛みが軽減されて良かったと思っている方もいるかもしれませんが、

本当に良くする為の治療ではない事を本当は言うべきだと思います。


全てに原因があると思います。その原因を見つけることが、治療には絶対にかかせません。

ここがあやふやになっている事が問題だと思います。


筋肉が原因で痛みを起こしているケースは大変多いです。『病院でもう一生付き合っていくしかありません。』

とお医者さんに言われた患者さんの気持ちの落ち込みは計り知れません。それぐらい大きいです。

一つの原因の可能性を調べただけで(レントゲンやMRIなど)、結論を出す事に疑問を感じます。


この前来られた患者さんも、10回もブロック注射をして、時間を費やし、『もう行っても良くならないので、病院以外の方法を散々探して来ました』と言われていました。具合の悪い殆んどの方は同じ経験をされています。


薬や手術が必要な時があるのは、誰でも知っていて、それによって助けられてきたのも事実ですが、

腰痛や肩こりなどの慢性的な痛みの症状は、病院では対処出来る時間と施術方法はありませんと、

言ってあげるべきだとツクヅク思います。


このような方々にも可能性が有り、良くなるという事実をお医者さん方々にも知ってもらって、

患者さんが安心して行ける場所をお医者さんが紹介する形がベストなのですが、日本では無理ですかね。

(海外の先進国では、すでに医療の方向性は有効なものであれば、取り入れる、患者さんの為になる医療に向かっています。日本も早くそうなってほしいです。)




                                                横浜ホリスティック治療室