病院は、病気を治すという場所です。
最近は、予防医学にも力をいれている所もあると聞きます。
この予防を考えた時、病気自体の概念を考えることが、必要なのかと思います。
「病気が外から起きるもの」 ⇒ ウイルス、細菌などの要因
「病気が内から起きるもの」 ⇒ 生活習慣病(運動、栄養、休息の必要性)
「病気が遺伝的なもの」 ⇒ 持って生まれた要因
このような様々な要因で、起きてしまう病気を
本当に減らそうと考えた場合、病気になる前の状態から病気にならないようにする
方法が必要ではないかと、思います。
持って生まれた遺伝的な要因、ウイルスなどの要因、事故等で手術が必要な場合、
これらは現在の医学の方法が必要だと思います。
しかし、このような要因以外の多くの方が、病気になる手前の「未病」という状態で、
悩んで困っています。
生化学的な検査で何も異常が無い状態です。
現在、病院で行なう方法は、方法論が全て外から介入する方法です。
病気の成り立ちや、原因を考えると一つの方法論では、難しいという事を
民に説明して、その患者さんにとって一番ベストな方法を選択できるような
システムがあってもよさそうなものですが、それがありません。
未病という状態は、体の内から、免疫を高めたり、根本から良くする方法論を取り入れる必要があります。
科学者、医師、治療師は、どれも全く違う役割の人間だと思います。
それぞれが、自分の役割を行なう事で、この病気の問題も良い方向へいくのではないかと思います。
「病気を減らし、患者さんの為になる方向性」 という目的に一つになれば、
患者さんが最も望んでいる、安心して、希望が持てる場所になると思います。