先週金曜日(29日)東京都の都市整備局は、
都心と臨海副都心とを結ぶ公共交通に関する基本方針
を発表しました。

これは、都心から勝どきを経由して臨海副都心に至る地域について
将来予想される交通需要に適した中規模な公共交通網(BRT)
の整備に向けた都の考え方を示したものです。


BRT(Bus Rapid Transit)バス高速輸送システムについては
中央区では長年地域公共交通会議でも検討し、
今年5月に発表された
晴海地区将来ビジョン、中間取りまとめでは、
2016年度の運行開始を目標として進めると明記してあります。

都の事業となったことで、江東区を含む臨海部から虎ノ門(港区)まで結ぶより広域なサービスとなり、利便性のアップは図られます。

しかし今回、この中央区の事業が都の事業として引き継がれたことで
いくつかの疑問が残ります。

①都の基本方針では運行開始が2019年となっており3年遅れる
②区のルートでは臨海部から銀座(将来的に東京駅)が想定されていたが、都のルートは臨海部から環状2号線沿いに新橋・虎ノ門となる。
③区の計画では銀座・築地・臨海部を接続することで回遊性の向上が期待
されていた。

この点について中央区は、今後東京都との協議を重ねて行くと回答しています。
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