第三者検査は必要か? | 欠陥住宅を調査する建築士のブログ

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検査で撮影した欠陥写真の解説。検査やハウスメーカー、紛争の裏話などを紹介。

自分が欠陥住宅をつかむ。
信頼して依頼した業者が欠陥住宅を造る。
こんなことを思う人は少ないはずです。

できれば、相手を信じたいものです。


第三者検査で障害になるのが、業者が嫌がり
人間関係が悪くなると言う不安。

しかし、ほとんどの業者は意外と第三者検査を嫌がりません。
あてにならない瑕疵検査にプラスして、自分から費用を出し、
どこかへ依頼する業者もいます。
施主さんがお金を払うなら、歓迎でしょう。

法規、基準を間違って認識していないかという不安や、
あとあと何か不具合が出て紛争になりたくないという
思いをもっている業者が多いです。
また、日々の業務が忙しく、細かく現場をチェックすることが、
なかなかできていないのが現状でしょう。

今週は紛争の打ち合わせがほぼ毎日あります。
紛争なんてマイナス面ばかりです。
造る時、買う時に、対策を講じましょう。