今日は、親としての投稿です。
小学校のイベントにいってきました。
父兄が模擬店を出して、お祭りの様な行事ですね。
やはり気になるのは、息子と友達のかかわり。
うまくやれているのかなぁと・・・
さりげなく見ていると、まず、ひとり目の子と仲良さげに話して居ます。
ゲームコーナーでは、別の子とも戯れていました。
このお二人、どちらかと言えば、大人しそうなタイプ。
「やっぱり、自己主張の少ない事と馴染みやすいのかなぁ」・・・
・・・なんておもっていました。
でも、小1の頃までは、うちの子、典型的な多動児でした。
それが、年を重ねるごとに、徐々に受動型の様になってきています。
これも彼が自分で身につけた、彼の生き方。
成長なのだなぁと感じます。
最後に、工作のコーナーに行った息子。
そこでは、かなりやんちゃなタイプの子と一緒に、
のこぎりやトンカチを、協力し合いながら、工作していました。
「このタイプの子とも、やっていけているんだぁ!」
「うん、感心!感心!」
うちの子、人懐っこいところはあるんですよ。
だからかどうにか、これまでは友達がいるタイプです。
でも、すぐ仕切りたがるものだから、
言い合いなどのトラブルはしょっちゅうです。
時には、うちの子が興奮してしまうことも・・・あせっ。
でもねぇ、親の会などでお母さん方のお話を聞くと、
4~5年生くらいから、急速に友達づきあいが難しくなってくると。
周囲の子の成長が始まる時期で、急に取り残されることも多いとか。
まだまだ、不安もありますが、とりあえず、ひと安心で帰ってきました。
この感じで、ずっとやっていけるといいんですが・・・・。
そんな不安を日々抱えては居ますが、
改めて息子の成長ぶりを振り返ると、感慨深いものがあります。
まがりなりにも、学校生活にも馴染んでいます。
先生方の配慮を頂いて・・・勉強面でも、交友面でも。
忘れ物も多いし、うっかり屋さんですが、
なんとか毎日学校にも通ってくれています。
振り返れば、ビデオにしか興味を示さなかった1歳半のころ。
毎晩22時に寝て、夜中の1時に目を覚まして、
ハイテンションで朝まで遊んでいました。
ぼく達、両親はへろへろでした。
公園に行っても、すぐに他の子のおもちゃを横取り。
かとおもうと、砂場で、ずっとひとりで遊んでいるような子でした。
2歳ごろ、絵本を見せても、顔を背けて泣き出し、両手で拒否。
ビデオを見せている時と、車に乗っている時は上機嫌。
人懐っこいところもあるのですが、
どこかコミュニケーションは一方的、そんな子でした。
2歳半まで、2語文が出ず、会話のない子でした。
この頃も、まだ息子の睡眠障害は続いていました。
毎晩、夜なか中、こどもの遊びに付き合って疲弊していく母親。
これではだめだと、たまに平日でもぼくが変わって、遊んであげていました。
会社員をしながらのそんな子育てなので、ぼくも次第に疲れ果てていきました。
あの頃、あのまま、なにも手を打たなかったら・・・、
当時、助けて下さった方々の支援がなかったら・・・、
ひょっとしたら、ぼくら家族は、
今、生きていなかったかもしれません。
当時の彼は、きっと自分だけの世界で生きていたのだと思います。
自閉症の深い深いひとりの世界で。
そして、ぼくら夫婦は、2歳半の時に、決心をして環境を変えました。
そこから、ぼくらの家族の立て直しが始まりました。
また、別の機会に、そんな話もさせていただきたいと思っています。
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