【日本ブログ村】クリック励みになります!


この記事はこちらの記事の続きです。
先日、中学に入った長男が、
定期試験前の提出課題が出せずに
困っているという記事を書きました。
このことで、1学期の中間・期末時は、
我が家に嵐が吹き荒れたのですが、
これではいけないと、
夫婦で先生に相談にいくこととなりました。

単に、子供が提出課題を期限までにできない・・・
というと、サボっているとか、不真面目となってしまうのですが、
息子の場合は、そんなに単純な問題ではありませんでした。

息子は元来、真面目なタチです。
でも、できない・・・。
ただ相談に行くわけにも参りません。
長男が抱える問題について考えてみました。

ひとつは、普段の先生の指示が
息子に通ってないという問題です。
集団への支持の聞き取りに問題があるため、
理解しきれずに取り掛かれていないのです。

そしてもうひとつ。
息子の場合、文字を書くところにも困難があり、
書くペースが非常に遅いため、
判っていたとしても、
ほかの子よりも時間がかかってしまいます。

この問題は小学校低学年から、
ずっと彼を悩ます困難です。
視知覚認知や空間認知の問題から、
漢字などを書いても、
へんやつくりや、冠などのバランスが取れず、
漢字の書き取りは非常に苦手です。

中学になると、英語が本格導入されます。
英文字は、書写障害や読字障害を
起こしやすい文字なので、そこも心配です。

現に、授業中に黒板を書き写したノートなどは、
あわてて書いているためか、
読み取るのも難しい字が並んでいます。

提出課題もあわててやると、
余計に、読めたものではない字となってしまいます。
それでは提出しても先生に認めてもらえないでしょうから、
相当ゆっくりと書いて、字を整えなければいけません。

さて、こんな状態のことを頭で整理したのち、
先生にどう頼もうかと、夫婦で相談しました。
結論としては、ほかの子と同じ1週間では、
とても課題をやれるものではありません。
もっと早くから提出範囲の情報を得て、
息子が時間をかけても取り組める状況を作るしかありません。

でも、こうしたお願いは非常にデリケートです。
いくら障害があるとはいえ、
決して強くお願いできるものとも思えません。
誤解を受ければ、
「あなたのお子さんだけ
 特別扱いしろと言うのですか?」
と言われてしまう恐れもあります。
希望を聞いてもらえるものか・・・・
困っている現状を理解していただけるものか・・・
不安に思いながら、先生に面談を申し入れました。

(次の記事につづく・・・)

皆さんのクリックがとても励みになります。
いつもありがとうございます!
【日本ブログ村】 1日1クリックぽちっとお願いします!
ブログリンクバナー1 ブログリンクバナー3 ブログリンクバナー2 


発達障害者支1援団体こころぴあビレッジ 行事ご予約はこちらから】
http://cocopv.jpn.org/yoyaku.html

発達障害を共に考える会
高機能広汎性発達障害の当事者・家族・支援者の
いずれもがご参加いただけます。
共に互いの話に耳を傾け、思いを感じ、
理解を深めていくためのワークです。
「テーマ」を定めてスピーチ付きのワークと、
「ノンテーマフリートーク」のグループカウンセリングのみと、
2通りのワークで開催しています。

2014.12.13
(土)ノンテーマフリートークの日
大阪市内にて
定員25名(要予約)
思いを語り、聴き、感じるワーク。
気付きの時間を味わってください!

家族限定グループワーク
高機能広汎性発達障害のご家族(親族含む)が
ご参加いただけるグループカウンセリングです。
日常を離れ、ゆったりと過ごす時間の中で、
同じ境遇を持つ人たちの中で、
悩みを語ったり、思いを話したり、
分からないことを聞いてみたり。
互いの経験を交換し合う中で、
問題を一つ一つほどいていく・・・。
そんなグループを目指して、開催しています。

2014.11.28(金)
大阪市内の貸し会議室で開催
定員10名(要予約)


父親限定グループワーク
お父さんだけに集まっていただいて、
父親だからこそ感じる悩みや思いについて、
語り聴き分かち合うワークです。
2014.12.05(金)19:00~21:20
平日の夜、枚方と大阪市内にて、交互開催しています。
定員8名(要予約)
ショートスピーチ付「負のスパイラルをいかに抜け出すか」
講師:新田かなと