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昨日の記事では、発達障害の根幹ともいえる“想像性の障害”をカバーするものとして、経験を積むことがとても大切だと記事にしました。必須条件ともいえるのだと思います。ところが、発達障害の特性には、ここを大きく阻害する矛盾が存在します。この矛盾が発動すると、彼らの人生は天と地ほども変わってしまうと感じます。
今日はそこを記事にします。


成人当事者さんや親御さんのお話を聴かせていただく中で、

彼らに存在する大きな特徴に

“失敗したことを、二度とやりたがらない”と、

“新しいことに手を出すことを望まない”というのがあるように感じます。


この傾向は一定ではなく、二次障害を強く起こしているとより顕著になります。

精神状態が安定していて、ご本人が環境に安心できていると薄まります。

そして、“挑戦”への意欲が出てこられます。


この意欲があってこそ、新しい経験を積んで行けますよね。

これが出来ないと、自分の世界にこもり、決して広げたがらない。

それこそ天と地です。

発達障害児・者の成長には、“経験を積んで、想像性の障害をカバーする”ということが欠かせない必須条件ともいえるのに、二次障害を起こすと、新しい経験を極端に拒んでしまう

特性ゆえの、大きな矛盾です。


二次障害が、彼らを苦しめることは誰もが知っていると思います。

でも、それが良くない最大の理由は、僕はこれだと思います。


だから、「彼らが挑戦意欲を失わない状態を保つこと」

それが成長を担保する大切な基準ではないかと、僕は感じています。

親御さんや支援者さんは、発達障害児・者を支える時に、

どこまで求めて、どこからは譲歩すべきか、いつも悩まれると思います。
ぼくはここに、一つの大切な
基準があるんじゃないかと、考えています。

次の記事では、この点について、書かせていただきたいと思います。



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発達障害者支1援団体こころぴあビレッジ 行事ご予約はこちらから】
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発達障害を共に考える会
高機能広汎性発達障害の当事者・家族・支援者の
いずれもがご参加いただけます。
共に互いの話に耳を傾け、思いを感じ、
理解を深めていくためのワークです。
「テーマ」を定めてスピーチ付きのワークと、
「ノンテーマフリートーク」のグループカウンセリングのみと、
2通りのワークで開催しています。

2014.12.13
(土)ノンテーマフリートークの日
大阪市内にて
定員25名(要予約)
思いを語り、聴き、感じるワーク。
気付きの時間を味わってください!

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高機能広汎性発達障害のご家族(親族含む)が
ご参加いただけるグループカウンセリングです。
日常を離れ、ゆったりと過ごす時間の中で、
同じ境遇を持つ人たちの中で、
悩みを語ったり、思いを話したり、
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大阪市内の貸し会議室で開催
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父親だからこそ感じる悩みや思いについて、
語り聴き分かち合うワークです。
2014.12.04(木)19:00~21:20
平日の夜、大阪市内にて、開催しています。
定員8名(要予約)
ショートスピーチ付「負のスパイラルをいかに抜け出すか」
講師:新田かなと