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今日も、僕のもう一つの活動
自立を望む発達障害者の会「アズウィッシュ」の
(今年10月より、特別非営利活動法人になりました！）
SST傾聴ワークについての記事です。
前回、発達障害者のコミュニケーション力向上に
”人の話の聴き方講座”をやっていると書きました。
”聴き方”を学ぶことで、対人関係がよくなるという記事でした。
(前回記事へのリンクはこちら）
そして、”聴き方”を学ぶことで、
もう一つの副産物があるのですが、
それは、”自分との関係が良くなる”というものなのです。
どういうことかというと、
”自分のココロ”との付き合い方が良くなるのです。
人の話を聴く時、ひとは
自分のココロで感じ取って聴いていきます。
言い方を変えると、自分というフィルターを通して、
人の話を聴くのです。
ところが、人は得てして自分のココロの動きを、
正確には把握出来ていたいところがあるのです。
これまでの長い経験から、
蓋をしてしまっている自分の感情があったり、
認めたくない自分の在り様を抱えていたりするのでしょう。
こういうものがあると、
人の話を正確に聴くのが難しくなってきます。
こうしたことを防ぐため、
私どものワークでは、
人の話を正しく聞き取る力を上げるために、
自分のココロが感じていることを、
出来るだけ正確に脳で理解し、
感じたことを、言葉にして話すことが出来るように・・・。
そんな力の向上を目指して取り組んでいただきます。
こんなことを続けてきて驚いたことが、
自閉症の問題に、効いてくるようなのです。
発達障害の根幹である自閉の問題というのは、
時に自分が感じていることの把握に支障をきたします。
また、感じたことを、そのままに表現することが
うまくいかなかったりするようなのです。
うちのワークを受けてくださった当事者さんが
こんなことをおっしゃっています。
「これまで自分は、人と話をしているときに、
口はベラベラと動いているんだけど、
その自分が話している話題が、
どこかよその人の話のように感じることがありました。
でも、ここに来てから、そういうことがなくなってきました」
或いは他の方は、
「これまで、自分には自らのしんどさが
良くわからないところがあって、
誰かと話しているうちに疲れが溜まっているのに、
その時は分からずに、その人と別れた後で
『こんなに疲れていたのか』と
ヘトヘトになって動けないことがありました。
今は、同じような時でも、
心の中で『あぁ、じぶんはしんどいと感じてるんだ』
と判るようになったので、
同じくらい疲れる話に付き合っても、
あとからの疲労度が全然違うんです」
これは、”自分のココロ”との付き合い方が良くなった結果、
”自分との関係”が良くなったのだと思うのです。
自閉症ゆえの、こころと脳の連携の支障が、
徐々に繋がるようになっていかれるようなのです。
こうした効果が出るというのは、
このワークを始めた僕にも驚きでした。
”聴き方講座”では、
自分のこころと脳の関係についても学んでいきます。
人は、心が感じ取ったことを、
案外と、そのままに脳が理解できていないことがあります。
そして、理解が誤ったままに、言動してしまうことも。
また、脳は正しく心の感じたことを理解したのに、
判断で、こころとは違う言動をすることもあります。
こうした自分自身が起こしがちな傾向を知ることで、
人との関係性が、大きく向上していきます。
”聴き方講座”は、他人との対人関係をよくする上に、
自分との付き合い方の関係性もよくしてくれます。
不思議と思われるかもしれませんが、
実は僕自身もこの学びの中で、
随分と、他人とも自分とも
関係性が良くなったように感じています。
今日は、SST傾聴ワークと、
自分のココロの理解について、記事にしてみました。
皆さんのクリックがとても励みになります。
いつもありがとうございます！
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【発達障害者支1援団体こころぴあビレッジ 行事ご予約はこちらから】
http://cocopv.jpn.org/yoyaku.html
発達障害を共に考える会
高機能広汎性発達障害の当事者・家族・支援者の
いずれもがご参加いただけます。
共に互いの話に耳を傾け、思いを感じ、
理解を深めていくためのワークです。
「テーマ」を定めてスピーチ付きのワークと、
「ノンテーマフリートーク」のグループカウンセリングのみと、
2通りのワークで開催しています。
2014.12.13（土）ノンテーマフリートークの日
大阪市内にて
定員25名（要予約）
思いを語り、聴き、感じるワーク。
気付きの時間を味わってください！
家族限定グループワーク
高機能広汎性発達障害のご家族（親族含む）が
ご参加いただけるグループカウンセリングです。
日常を離れ、ゆったりと過ごす時間の中で、
同じ境遇を持つ人たちの中で、
悩みを語ったり、思いを話したり、
分からないことを聞いてみたり。
互いの経験を交換し合う中で、
問題を一つ一つほどいていく・・・。
そんなグループを目指して、開催しています。
2014.01.10（土）
大阪市内の貸し会議室で開催
定員10名（要予約）
※1月の家族限定GWは、土曜午後開催（スピーチ付）です。
父親限定グループワーク
お父さんだけに集まっていただいて、
父親だからこそ感じる悩みや思いについて、
語り聴き分かち合うワークです。
2014.03.20（金）19：00～21：20
平日の夜、大阪市内にて、開催しています。
定員8名（要予約）
ショートスピーチ付「演目未定」
講師：新田かなと
今日も、僕のもう一つの活動
自立を望む発達障害者の会「アズウィッシュ」の
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SST傾聴ワークについての記事です。
前回、発達障害者のコミュニケーション力向上に
”人の話の聴き方講座”をやっていると書きました。
”聴き方”を学ぶことで、対人関係がよくなるという記事でした。
(前回記事へのリンクはこちら）
そして、”聴き方”を学ぶことで、
もう一つの副産物があるのですが、
それは、”自分との関係が良くなる”というものなのです。
どういうことかというと、
”自分のココロ”との付き合い方が良くなるのです。
人の話を聴く時、ひとは
自分のココロで感じ取って聴いていきます。
言い方を変えると、自分というフィルターを通して、
人の話を聴くのです。
ところが、人は得てして自分のココロの動きを、
正確には把握出来ていたいところがあるのです。
これまでの長い経験から、
蓋をしてしまっている自分の感情があったり、
認めたくない自分の在り様を抱えていたりするのでしょう。
こういうものがあると、
人の話を正確に聴くのが難しくなってきます。
こうしたことを防ぐため、
私どものワークでは、
人の話を正しく聞き取る力を上げるために、
自分のココロが感じていることを、
出来るだけ正確に脳で理解し、
感じたことを、言葉にして話すことが出来るように・・・。
そんな力の向上を目指して取り組んでいただきます。
こんなことを続けてきて驚いたことが、
自閉症の問題に、効いてくるようなのです。
発達障害の根幹である自閉の問題というのは、
時に自分が感じていることの把握に支障をきたします。
また、感じたことを、そのままに表現することが
うまくいかなかったりするようなのです。
うちのワークを受けてくださった当事者さんが
こんなことをおっしゃっています。
「これまで自分は、人と話をしているときに、
口はベラベラと動いているんだけど、
その自分が話している話題が、
どこかよその人の話のように感じることがありました。
でも、ここに来てから、そういうことがなくなってきました」
或いは他の方は、
「これまで、自分には自らのしんどさが
良くわからないところがあって、
誰かと話しているうちに疲れが溜まっているのに、
その時は分からずに、その人と別れた後で
『こんなに疲れていたのか』と
ヘトヘトになって動けないことがありました。
今は、同じような時でも、
心の中で『あぁ、じぶんはしんどいと感じてるんだ』
と判るようになったので、
同じくらい疲れる話に付き合っても、
あとからの疲労度が全然違うんです」
これは、”自分のココロ”との付き合い方が良くなった結果、
”自分との関係”が良くなったのだと思うのです。
自閉症ゆえの、こころと脳の連携の支障が、
徐々に繋がるようになっていかれるようなのです。
こうした効果が出るというのは、
このワークを始めた僕にも驚きでした。
”聴き方講座”では、
自分のこころと脳の関係についても学んでいきます。
人は、心が感じ取ったことを、
案外と、そのままに脳が理解できていないことがあります。
そして、理解が誤ったままに、言動してしまうことも。
また、脳は正しく心の感じたことを理解したのに、
判断で、こころとは違う言動をすることもあります。
こうした自分自身が起こしがちな傾向を知ることで、
人との関係性が、大きく向上していきます。
”聴き方講座”は、他人との対人関係をよくする上に、
自分との付き合い方の関係性もよくしてくれます。
不思議と思われるかもしれませんが、
実は僕自身もこの学びの中で、
随分と、他人とも自分とも
関係性が良くなったように感じています。
今日は、SST傾聴ワークと、
自分のココロの理解について、記事にしてみました。
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発達障害を共に考える会
高機能広汎性発達障害の当事者・家族・支援者の
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共に互いの話に耳を傾け、思いを感じ、
理解を深めていくためのワークです。
「テーマ」を定めてスピーチ付きのワークと、
「ノンテーマフリートーク」のグループカウンセリングのみと、
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2014.12.13（土）ノンテーマフリートークの日
大阪市内にて
定員25名（要予約）
思いを語り、聴き、感じるワーク。
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家族限定グループワーク
高機能広汎性発達障害のご家族（親族含む）が
ご参加いただけるグループカウンセリングです。
日常を離れ、ゆったりと過ごす時間の中で、
同じ境遇を持つ人たちの中で、
悩みを語ったり、思いを話したり、
分からないことを聞いてみたり。
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2014.01.10（土）
大阪市内の貸し会議室で開催
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※1月の家族限定GWは、土曜午後開催（スピーチ付）です。
父親限定グループワーク
お父さんだけに集まっていただいて、
父親だからこそ感じる悩みや思いについて、
語り聴き分かち合うワークです。
2014.03.20（金）19：00～21：20
平日の夜、大阪市内にて、開催しています。
定員8名（要予約）
ショートスピーチ付「演目未定」
講師：新田かなと