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先日、「広範性発達障害」と「ADHD」の診断名混同に関して

記事を書きました。

 

こういう状態を引き起こす原因に、

精神医学界で、医師ごとの基準の幅の振れが

大変大きいことが、深く原因しているように感じます。

 

特に多いのが、「ADHD」と診断されている方に、

どうみても、強い自閉傾向がみられるケースです。

主は「広汎性発達障害」ではないかと、見えるのです。

 

ひとつの例をあげますと、

カミングアウトされている「栗原 類」君です。

彼は「AHDH」の診断を受けているといっていますが、

TV番組などで語られる彼の困難の中心は、

どうみても「広汎性発達障害」ではないでしょうか。

 

 ・集団からの孤立傾向

 ・共感性の乏しさがもたらす対人親和性の希薄さ

 ・急な予定変更に大きく戸惑う

 ・新たな環境では、居るだけでも苦しくしんどくなりやすい

 

実際、私どものイベントに来る方にも、

同様のケースが、結構多いのです。

実際に「ADHD」と診断されている方もいるし、

自分で本を読んで「ADHD」だと思い込んでいる方もいます。

 

 ・部屋が片付けられず、ごみ屋敷状態か、それに近い

 ・衝動性があり、思いついたことをすぐやってしまう、言ってしまう

 ・注意欠陥傾向があり、ポカミスを起こしやすい

 

こんな症状により、診断名を取り違えるようなのです。

 

前回の記事でも書きましたが、

両者には、共通するように見える

外見上に症状や行動様式があるので、

混同も多い様です。

 

ご質問がありましたので、

ここで「発達障害の診断名の混同」について、触れます。

僕が言う「混同」とは、

二つの診断名に対して、その方の傾向が、

どちらか一方だけであるか、

どちらかの方が主要であるのに、

反対の診断名を信じている状態。・・・です。

つまり、併発例にも混同はあると考えるのです。

 

9/21(木)の発達障害特性理解ワークでは、

この問題をテーマにスピーチをさせていただきます。

 

 ・診断名を混同したままでは、

  自己理解が進まず袋小路に入って抜け出せない

 ・投薬治療も、利きがちがうし、

  「広範性発達障害」には、強い副作用が出ることもある。

 ・衝動性や片付けられないことよりも、

  その方の社会性やコミュニケーションの問題を

  より深刻にさせている特性が、

  本人に見落とされてしまう

 

両者の診断名や症状を整理し、

ある程度の「見立て」ができるようになるための、

知識をお話しします。

もちろん、最終判断には医師の検査が必要ですが、
必要な方を医療機関につないでいくためにも

身近な支援者や保護者の「見立て」は重要に感じます。

 

また、「広範性発達障害」の方で、

以前「コンサータ」「ストラテラ」を試し、

結局、効果がなかったお話も聞ける予定です。

 

ご都合がよかったら、一度お越しになりませんか。

NPO法人アズウィッシュのの「発達障害 特性理解ワーク」

テーマ:「広汎性発達障害とADHD ~診断名の混乱を解く」
講師:新田かなと
2017.9.21(木) 大阪市・浪速区芦原橋 Aダッシュワーク創造館にて
 

【開催要項はこちらです!】

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