つい最近、ある出来事によって、
思いの外、物凄いストレスに
直面することになった。

ストレス耐性の強い私が、なぜ?
こんな小さな事で?
同じことに直面しても
大丈夫な人も沢山いるのに!

なんでこんなにも
プレッシャーなんだろう?
いつもは困難こそ燃える私が?

頭の中が「???」だらけで、
そのストレスな状態が、
そう感じている私が信じられなくて。

「それも私」
「そう思う私がいてもいい」
「弱い私も大切な私」
「この体験は人の痛みを分かる為」

そう思う事で乗り越えられることを
机上論としても経験からも知っている。
それを実践してみるも。
今回の私のプレッシャーは
びくともしない。

重くのしかかって、
朝から夜まで
ずっとここにいる。

これ、数ヶ月、
一年、数年、何十年、
この気持ちとずっと一緒にいたら、
早々に押し潰されるし、
体調を崩して病気になるだろう。
そんな危機感を抱くようになって
更に焦った。

いつもの波瀾万丈な壁に比べたら
それは本当に小さくて、
くだらなくて、
足を少しあげたら
跨るくらいな。

それなのに。
それなのに。

なんで?
なんで?
なんで?

完全な自己否定だ。
負のループの中に陥ったまま1週間。
たった1週間だけでも
底なし沼のようだった。

そこから救ってくれたのは、
たまたま連絡をくれた雅美さん。
ダウン症のお子さんをもつ
いつも頼りになる尊敬する
先輩ママさんだ。

いつもスーパーヒーローのように
私のピンチにタイミング良く
連絡をくれる。

今回は特に何も
そんな空気を出してなかったのに。
虫の知らせだったのかと思うくらい。

本当はこんなちっぽけな事に
ストレスを感じている事を
私は誰にも言わないつもりでいた。

でもたまたま別件で
連絡をくれた雅美さんが
嬉しい報告をしてくれて、それを
「かんちゃんの栄養剤かなって」
と表現してくれて。

「元気なかったから嬉しい!」
と返した話の流れで、話してしまった。

そしたら雅美さん、
「そのストレスは、かんちゃんの
苦手なストレスなんだね」
って。

「困難を超えていくとかの
ストレスは強いけど、
人の期待を受けるのは苦手(笑)」
と、ズバリ言い当てた。

「困難を超えていくストレスには強い」
私の強みを最初に肯定してくれた上で、
今私の抱えているプレッシャーを、
「人の期待を受けるのは苦手」と、
言語化し、指摘してくれた。

これ、私自身は全く自覚なかった。
期待値が大きいのは嬉しいはずだし、
期待に応えて褒められるのも好きだ。
だから目から鱗だったのだけど、
「このタイプは燃え尽きてしまう
のではないか」という雅美流分析を
自分に置き換えて自問自答したら、
あっさりと腑に落ちた。

私は頑張った事に対して
燃え尽き症候群になる事はない。
仕事でもプライベートでも。

それは何故か?と掘り下げた時、
私が過去に頑張った事は全て、
「自分で心底楽しんでいるだけ」で、
「誰かの期待に応えたい」とか
「誰かの為に頑張る」とか
そういう気持ちが一切なくて、
「楽しんで頑張っていること」が、
結果、期待以上のものを出し、
評価に繋がっているだけ。
な事に気付いた。

だから
「人の期待を受けるのは苦手」
確かにそうかも。
人の期待を意識的にも
無意識にも感じることは
本望ではない。
それは他人軸になるからだ。

そうではなくて
私はいつだって自分軸でいたいし、
自分が楽しいからとことん追求する、
本当にそれだけで、
色んなプライベートでの活動や、
長年の仕事までもそうしてきた。

ここか。
私が大切にしてきたこと。
これからも大切にしたいことと、
「人の期待を受けること」は、
真逆なこと。

そう気付いた時、すとんと落ちた。
「人の期待を受けるのは苦手」

そりゃそうだ。
それは私の本質に反するから。

ストレス耐性のある私が、
ストレス一括りにしたら
「なぜ?」のループに陥ったけど、
そのストレスを分解して
「苦手なタイプのストレスがある」
ことを発見したことで、
私の「大切にしたいこと」を
気付かせてくれた。

堂々と言う。
「人の期待を受けるのは苦手」
だってこと。

何か困難や悩みに立ち向かう時、
「問題を分解すること」は
解決への近道な事は
ずっと実践してきた。

でもこのストレスも
分解できることは知らなかった。
それを雅美さんは教えてくれた。

得意だと思ってた括りの中でも、
苦手な分野が存在する事もある。

そんな時は「なぜ?」のループに
陥りやすいのではないか。どっぷりと。
「得意な事」という認識が
このドツボのキーになる。
得意な事だけに
そこから抜けるのは難しいのだ。

まず分解する。
その中で見つけた「苦手」。

でもそれは、あってもいい。

そんな一部分も
あってもいいんじゃない?
そもそも私は完璧ではないのだから。
誰もが完璧ではないのだから。

弱さがあっても良くて、
弱さがあるからこそ、
そこに大事なことが隠れているんだ。


これを気付かせてくれた雅美さん、
まさに、唸るほどの
名コーチ!!!!だと、
私は心底感動した。
(※雅美さんはコーチングの
お仕事をしています)

そしてここまで
気付かせてくれただけではなく、
その先の、「今の私のまま」
期待にも応えられそうな手段まで、
そのヒントまで提示してくれた。

ビジネス脳も得意な
雅美さんならではの、
最終的にここに繋げてくれた視点が
私をわくわくさせる。

(この手段については、
私がきちんと落とし込んでから
その時に書こうと思う。)


ここまで来たら、
もういつの間にか、
腑に落ちた直後から。

私に重くのしかっていたものは、
きれいさっぱりなくなって、
いつもの軽い朝を迎えていた。

どんな状況も、
また楽しめる。

私は、
不完全で
完璧の中にいる。







*追伸
雅美さん本当すごいよ!!!!
雅美さんはモコが生まれて
間もなく知り合った先輩ママさん。
リアルでお会いしたのは2回。
雅美さんに出会えて本当に良かった!
毎回色んな場面で立ち止まった時、
何度も新しい風を吹かせてくれる。

当時の仲間たちは
こうして今も緩く繋がってくれている。
モコが生まれて繋がってくれた
ご縁の1つ1つが、
私の大きな宝物だったんだ。

14年間、ずっと。