歳を重ねるごとに、自然の中に入るのが心地よく感じるようになっています。

無理がきかなくなってきたら
自然の中に身をおいてエネルギーチャージ!



ということで
幼稚園児の遠足先にもなるという筑波山へ行ってきました。



筑波山名物といえば「ガマの油」

まずは筑波山神社のお土産屋さんで
ガマの油をゲット!


筑波山は石と岩でできたような山。
とっても楽しいトレッキングの時間がスタートです。



筑波山の男山へ向かう岩場。

これは楽しい!

女山からの下りはもっと楽しい!


筑波山は神宿る山でした。






名前からは想像できない
綺麗な色の「ガマの油」です。


「ガマ」とはガマガエル(ニホンヒキガエル)のこと。

江戸時代から戦前までは、ガマガエルの耳腺(耳下腺・皮脂腺)から分泌される蟾酥(せんそ)が含まれていたそう。


カエルが嫌いな方は
ゾゾゾッとしてますよね。笑


蟾酥(せんそ)は医薬品に指定されていて、昔から中国では生薬として使われてきたもの。

調べてみると、強心性ステロイドのレシブフォゲニンresibufogenin、シノブファギンcinobufagin、ブファリンbufalinなどが含まれているそうです。



どうき、息切れ、気付けといえば「救心」

CMのおかげで、救心は心臓に働きかける薬というイメージがインプットされていますが、主成分が蟾酥(せんそ)だったとは!



ガマの油は戦後に規制されて世から消え…

今はお土産用に蟾酥(せんそ)が入っていないガマの油が販売されています。


当時も入っていた紫根が含まれているから
ピンクの軟膏というわけです。



GWということもあってか
ガマの油売りの口上を見ることができました。


口上を読みたくなって、絵本をポチリ。


長谷川義史さんのイラストで、口上を楽しんでいます。


今年の手荒れ対策はガマの油に決まりかな。




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