毎日ブログ１３０７日目。
昨年発売されたベストセラーの
「どんなに体がかたい人でも
ベターっと開脚できるようになるすごい方法。」
１００万部を突破しているようです！！
この本が売れている理由は
たくさんあると思いますが僕が思うに
本まで開脚している所にあると思います。笑
（ちなみに僕は本屋さんでパラっと読んだだけです）
閑話休題。
こんな風に１００万部も売れるようになると
アンチも出てくるようです。
「開脚ベター 危険」
と検索すると４万件もでてきます。
（そのすべてがその内容とは限りませんが）
ストレッチやりなよ！といつも
スポーツ少年少女に言っている僕ですから
ストレッチ必要派です。
でもストレッチ不要論は
今、そこら中に溢れています。
納得がいく要素と
納得できない要素が
混在しています。
例えば
うちに来ている陸上少年が
１００Mのレース直前に
スタティックストレッチ（静的ストレッチ）
（グーッと伸ばすもの）
をめちゃくちゃしっかりやった方が
いいですか？？と聞かれれば、
それはやんない方がいいよ！！
と聞かれれば、
それはめちゃくちゃ
しっかりはやらない方がいいよ！！
と言います。
レース直前の場合
パフォーマンスをおとす
可能性があるからです。
(かといって、運動前には
ストレッチは厳禁とか単純な
ものではありません。)
でも同じ子が
１０時からレースなんだけど
朝５時に起きて、カラダ固まってるから
ストレッチやって緩めてもいいかな？
と聞かれたら
可動域を広げて今の状態を確認
するためにはやった方がいいよ！！
でもレース前だからじっくり伸ばすよりは
すこし反動をつけてやった方がいいよ！
と答えます。
同じ子が
レース後の張りをしっかり
ストレッチやっていいかな？
と聞かれれば、
よく使った筋肉をよく
ストレッチすることは
翌日に疲れを残さないためには
いいからやるといいよ！
でも肉離れを起こしていたり
痛めている場合には
ストレッチは逆効果になるよ！！
と答えます。
同じストレッチでも用途に
よって全く違うものになるのです。
だから簡単に
ストレッチ不要というのは
不用意に僕は感じます。
力の出力による
パフォーマンスを落とす
エビデンス（科学的な根拠）が
例えあったとしても。
開脚が全くできない少年が
こんなプレーや
こんなプレーをしたら、
間違いなくケガをします。
それでもストレッチ不要論
なんて唱えられるのでしょうか？
いまは空前のトレーニングブーム。
トレーニングさえやっていれば
ピラティスやヨガをやっていれば
マッサージや施術は
不要論も聞こえてきます。
僕の中では
？？？？？？？です。
当院には
ピラティスの先生も
ヨガの先生も、
トレーニングのトレーナーも
メンテナンスにきています。
この方々みなさんは理解しているんです。
両方とも大切
なことを。
ストレッチの中にも
用途があるように
カラダを良い方向に
向かわせたい時にも
用途があるんですね。
筋力つけたい人が
当院に来てメンテナンスをやっても
一生、筋力はつかないし、
痛みの改善をしたい人が
トレーニングだけやっていたって
頭打ちがくる。
だからトレーニング要素も
メンテナンス要素も両方とも
大切なんです。
スポーツをやっている少年少女は
いつもトレーニング要素は
頑張っています。
だから、メンテナンス面に
目を向けてあげることができたら
大きく1歩前にいけるはず。
それをはじめさせて
あげることができるのは、
このブログを読んだ
お父さんお母さん
なんです！！
というわけで、
熱くなっていつもより長文に
なってしまったので
スポーツをやっている小中高生たちへは
お休みにさせていただきます。
どうしても見たい方が
いましたら、
Twitterには夜アップします。
そんな人いないか。笑
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