今日のアメーバニュースで「ロンドンでナンキンムシ大発生」って
いう項目があったのを見た！
みなさん「ナンキンムシ」って知ってますか？
ナンキンムシ別名トコジラミ
人間の血液を吸う虫です
我が家の忘れたい過去のダントツトップの事件がこのナンキンムシ事件です
4年前に旦那が転職した時、新しい会社に出社するまで休みがあったから
1人でタイ旅行に1週間行ったんです。
・・・これが悪夢の始まりです
タイから帰ってきてから何の問題もなく過ごしてました。
それから1ヶ月くらい経って私に蕁麻疹ができました。
その蕁麻疹はとっても痒くって痒くって血が出るまで掻き毟るほどでした。
日が経つにつれ酷くなる一方なので、皮膚科に行って薬と痒み止めの点滴をしました。
うちには犬がいるのでノミがいるのかと思ってバルサンを焚いたり
掃除もキチンとして思いあたることは全部やりました。
皮膚科もセカンドオピニオンまでして大学病院もいきました。
近所の皮膚科では虫ではないって言われたけど、大学病院では
蕁麻疹ではなく虫っぽいかな～ってちょこっと言われたんだけど
その時は虫だとしたら旦那も刺されるはずだから虫じゃないって思ってました。
そう、なぜか私だけに蕁麻疹が出てたんです。
そのころ本当に酷い痒みで会社にも行けず、かなり会社も休んでました。
休みの日はひたすら掃除して布団も干して部屋をこれでもかっていうくらい清潔にしてました。
丸1ヶ月くらい皮膚科に通って原因も分からず悪化する一方
ある日会社を休んだ日の朝、布団を干してたら小さな虫が布団に居たんです。
で、その虫をティッシュで潰したら、蚊を潰した時みたいに血が出たんです。
ぎゃーーーーーっす
その瞬間色んなことが走馬灯のようにグルグルと・・・
これだ！
これだ！
これがこの痒みの原因だ
遂に原因を発見した！
そのまま布団を干してるベランダで布団とマットレスをよーく見てみた。
布団にいる気配はない。
タオルケットには1,2匹くらいは歩いてるのがいる。
で・・・マットレスのカバーのファスナーの部分を見たら・・・
いた！
いた！
こわー
結構デカイのが何匹かいる。
で、潰してみたらやっぱり血が出た
全身に鳥肌
と同時に怒りと闘志がメラメラ
よーし！退治してやる！
その当時我が家は折りたたみのセミダブルベットを使ってた。
そしてベットの手すりの付け根を見たら・・・
ギャーーー
凄い・・・います・・・凄いの・・・デカイ・・・いる・・・いる
全身鳥肌ふたたび・・・
とりあえず実家の母に電話した。
「わかった蕁麻疹の原因が・・・いるの・・・凄い・・・いるの・・・今から来て～」
実家は歩いて1分のとこだったので、母がすぐに来てくれた。
とりあえず、布団類はベランダに置いたままして、ベットの手すりをドライバーで外した。
虫たちは外した手すりにくっついたままで動かない。
そのまま手すりを母が外に持って行った。
外に置いたままゴキジェットをかけてみた・・・が、たいして反応がない
なんか効かないみたい・・・
まぁ外に出したからいっか！
そして布団達は全部ゴミ袋に入れて捨てた。
とりあえず原因は取り除いた！
その日から実家に泊まることにした。
そしてこの虫が何なのかを知る為にネットで検索してたら見つけた。
「ナンキンムシ別名トコジラミ」
日本には戦時中居たらしい。トコジラミの名前のとおり「トコ」とは床のことで
ようするに布団に住み着いて、夜人間が寝ている間に吸血するらしい。
このナンキンムシって現代の日本にはいないけど、東南アジアなどに生息していて
旅行者のバックに入り込んでくるらしい。
そう！旦那のタイ旅行！
確実にタイから連れて帰ってきたのだ！
ナンキンムシを発見するまでは、もしかしてノミとかダニかな～って思ってたから
バルサンを何回か焚いてた。でも発見した時は大量にいた。
普通の薬では効かないことがわかってたから保健所に行って聞いてみた。
そしたら、「スミチオン」って薬品があるからそれを使ってみてって言われた。
言われたとおりスミチオンを使ってみたらナンキンムシは死んでくれる。ヤッター
効果があることが確認できて一安心した。
それからはナンキンムシとの闘いです。
このナンキンムシってもの凄い手ごわいんです。しぶといの
家中にスミチオンを塗った。
このスミチオンは水で薄めて筆とかハケでナンキンムシの通りそうなとこに
塗りまくるんです。
何日かしてナンキンムシはいなくなりました。
蕁麻疹もみるみるなくなり痒みも全くなくなりました。
ナンキンムシの退治が完了しました。
今思い出しても鳥肌がいっぱい出ます。
このブログを書いてる時も鳥肌が出てます。
二度とあの虫を見たくないです。
アメーバニュースであの文字を見たとき、思い出してあの時のことを
書いてみようと思っちゃいました。