ベイビーや
太い角ばった線で描かれているPOPな雰囲気の絵の描き手が
キースへリングと言う名前だということは知っていたが
1990年に31歳という若さで亡くなっていたことや
この美術館の構成が闇の部屋(手探りで歩み進まないと暗くて見えない
お化け屋敷のような)から光溢れる部屋(希望を象徴)へと順路になっている
その暗闇の部屋に掛っている虐殺や戦争を彷彿とさせるような
恐ろしい雰囲気の絵の存在を知らなかったので
部活のせっかくの数少ない連続OFFの日に何処か連れて行ってくれと言う十六歳に
どんな場所か調べたらしく この美術館の名前を見つけて ここに行きたい!
と一つ目的地を自分で決めたので
美術館の存在も知らなかったわたしは"お付き合い"したにすぎなかったのが
この巷でよく見かける絵を 表面的にしか見ていなかったところから
少し深く キースへリングの人となりや死生観を垣間見ることが出来て