今年最後の満月の夜*

今日は今年最後になる満月の夜

今年も残すところ、あと半月。

なんだか　あっという間の1年だった

それから

この度

新しい小さな命を授かりました

来週には、妊娠4ヶ月を迎えます

7月に流産をし、

身体や子宮、ホルモン、体力が少しずつ回復していくうちに

内側からふつふつとエネルギー

が溢れ始めたことをきっかけに9月から知人の紹介でお仕事を始めました

仕事を通して

人間関係を通して

自分の内側が現実にどう反映されるんだろう…。

そんな　チャレンジ

＆ワクワク

気分で、仕事をしていた矢先

就職して2ヶ月経つ頃に　赤ちゃんを授かったのでした

正直、赤ちゃんはもう少し先になるだろう…と思っていたので驚きでした。

それに、身体は時間と共に回復していたけれど、

流産からまだ日が浅いため、その時の記憶がまだ鮮明に残っていたので、どうしても記憶と共に不安の感情が蘇ってきて、

また流産したら…

その不安で頭がいっぱいで、喜びよりも　不安がはるかに上回っていました

それは、夫も同じでした。

２人とも、流産した時の不安や焦り、無力さや喪失感をまた味わうことになったらどうしよう…

そんな想いで、不安な日々を過ごしていました。

診察を重ねるたびに、少しずつ成長してくれる赤ちゃんの姿に

背負っている不安を、少しずつ降ろしてもらい

小さな小さな　安心を積み重ねていきました

そして、妊娠の週数が進むにつれて、お腹が頻繁に張るようになり、仕事にも影響し始めたため退職せざるをえませんでした。

そんな中。

先日、母子手帳を発行してもらい　初めての妊婦検診に行ってきました

私の不安をよそに、赤ちゃんはまた成長していて、手とお尻をふりふり

している姿を見せてくれました

私の不安と緊張の時間がいかに、時間とエネルギーを無駄にしていたか　ショックを受けた瞬間でもありました

エコーの白黒画面に写っている赤ちゃんは、

私のお腹の中にいるのに、まったく別の次元に住んでいるように感じました

不安と緊張の世界にいる私とは　まったく別の世界に生きていて

とても自由で　無邪気で　シンプルで　ただただ　この瞬間を生きて存在していて

すべてを受け入れているような　ありのままの世界を生きているように見えました

クリオネ

　のような

キューピーちゃん

　のような

3センチの　小さな小さな姿に

私は　大きな広い世界を見せてもらったような衝撃を受けました

そして、勇気をもらいました

妊娠がわかってから、1ヶ月半。

今回来てくれた赤ちゃんは、前回来てくれた赤ちゃんとはまったく違った性格でして

あまりおしゃべりすることはなくて、子どもっぽくないというか(笑)

悟ってるひとのような　貫禄と冷静さをもっていて(笑)

とことん自分を生きているような　赤ちゃんです(笑)

とにかく自由なひとのようです

赤ちゃんを育てるために、私は身体をお貸ししている。という感覚になります(笑)

でも、赤ちゃん自身が、自分を生きて　自由でいてくれるから

私自身においても

自分自身で在ること。　と　母親として在ること。

２つの自分を自由に選択出来る感覚を、赤ちゃんの存在から教わっています

赤ちゃんパワー

　　すごいです