YouTubeで見た番組の覚え書きざくっと印象に残った話の内容など。

体操競技のためにバレエをパリオペラ学校で一年習ったら、有名なベッシー先生に抜擢されて発表会に”コスチューム、メークアップ、カーテンが上がって、観客の反応があって、これって思った”のが始まり。

19歳でヌレエフに抜擢されながらも、大ゲンカ。”フェア”じゃなかったからと言いつつ、”おかげで色々なスタイルの振付、コンテンポラリーを踊れてラッキーだった”とも。

パリオペラ座で不満足だったので、24歳で英国ロイヤルバレエに。しかし、ここでも振付家ケネス・マクミランと大もめし、当時の監督アンソニー・ダウェルに”マドモアゼル・ノン”とありがたくないアダ名をもらうが、”自慢に思ってるわ。それまでのバレリーナはいやと言わなかったから”。

下品と言われた足を耳の横にあげるスタイルは、”私の表現方法、(能力の)見せびらかしじゃない”。しかし、その身体能力ゆえ、あちこちで仲間ハズレを味わうことに。その後、2007年からコンテンポラリーに移ったのは色々なスタイルをすべて踊りたかったから。

引退ツアーの内容は、”(今までの)ベストにしたくなくて、やってきたことをそのまま続けることがいいと思った”そうで、女性ダンサーとのデュエットは”やったことなかったからとてもいい経験”。

”アートのために努力するのは犠牲とは思わない。自分がやりたいと思うことをできるのは幸せ。観客は夢を見るために来てるんだから、大変なことを知る必要はない。20の頃から痛みはある。39年もやってるんだから”。

犬2匹と猫一匹がいる。カムバックはない!と断言。”エネルギーとモチベーションが保てないから”で、今後は(日本バッシングで悪評高い)シーシェパードの自然保護活動などに力を入れていくそうですよ。(゜д゜;)

いやあ、お年を召されても相変わらず過激ですね。後輩指導とか芸術振興に向かわず、よりによって(失礼)シーシェパードとは(;^_^A 

今度は上手くいくか?
BBC HARDtalk-Sylvie Guillem-Ballet Dancer(10/8/15)