舞台の覚え書き

CINDERELLA by Dutch National Ballet at London Coliseum (8/July/2015)
Choreography; Christopher Wheeldon
Libretto; Christopher Wheeldon and Craig Lucas
Music; Sergei Prokofiev
Cinderella; Anna Tsygankova
Prince Guillaume; Matthew Golding
Stepmother Hortensia; Larissa Lezhnina
Stepsister Edwina; Wen Ting Guan
Stepsister Clementine; Nadia Yanowsky
Benjamin, friend of the prince; Remi Wortmeyer

もうほぼ2カ月も前の舞台なんですけどまだすっかり忘れる前に。

クリストファー・ウィールドンの振付による2012年作品のロンドン初演。
彼はロイヤルバレエ・スクール出身でニューヨーク・シティー・バレエで踊った後、振付家に転向したけど、若手でかなり成功してますね~。
ロイヤルバレエに振り付けた「不思議の国のアリス」も「ウィンターズ・テール」も大成功。このバレエもこの振付家なら大丈夫という安心感で見ていられます。

ワタシはアシュトン版、ラトマンスキー振付によるマリインスキー・バレエ、そしてマシュー・ボーン版を見てますが。アシュトン以外、皆、物語の読み替えをしていますね。
この版はシンデレラと王子の子供時代が出てくるのね。( ´艸`)その他にも王子の友人が登場したり、姉妹の性格の違いとか、フェアリーが男性ダンサーだったり。

いつも思うけど、このプロコフィエフの曲調って暗い(;´Д`)ノですよね?一説によると第二次世界対戦前後に作られたから、当時の心境がでているそうだけど。
だからね、せっかくのフェアリーテールが絢爛豪華なハッピーエンドにならないの。なんか裏があるんじゃないって思っちゃうのヽ(;´ω`)ノ

でね、シンデレラの衣装はクラシックチュチュで踊ってもらいたいわ。じゃないと、華やかさにかけるのよヽ(;´Д`)ノ

ま、でもアナ・ツィガンコヴァもマシュー・ゴールディングも安心してみていられるし。ちょっとシンデレラ冷たい印象なのが残念だけど。マシューもさすが、古巣だとロイヤルで踊るときよりも生き生きして見えるわ。
友人役のレミ・ウォートメイヤー、覚えておこうっと

予告編
Christopher Heeldon's Cinderella-Dutch National Ballet
Cinderella:Dutch National Ballet(Christopher Wheeldon/Sergei Prokofiev)