あれは中学校、野球部時代の思い出…


とある中学校と対戦するため遠征をした時の話




衝撃の瞬間は即座に訪れる♪


バスから降りた瞬間に「もあもあー」っとした納豆の香りどころじゃなくて、界隈全体をつつむ「納豆の空気」…



そう、場所中が納豆の臭いで充満してる


見渡せばグラウンドの隣に広壮たる納豆工場がそびえたっていた…



チームメイトA君
「笑っちまうほどくせー」


同じくB君
「こんなトコで試合したくねー」


同じくC君
「冗談じゃねぇ、早く帰りてー」


私「試合どころか?具合悪くなりそう」



対戦相手は弱小チーム…
対する我がチームはそれなりの強豪チーム


試合展開的にはアウェーの洗礼を受け?大苦戦♪


つーか?臭くてプレーに集中できないし、体調も蝕まれて?普段通りにプレーできない我がチームメイト



幾戦もの戦いにおいて、イニングの合間に円陣を組んで「この回逆転!!」とか、「絶対に勝つ!!」とチームに気合いを入れて来たキャプテンも、その日ばかりは意気消沈…



※ちなみに我がキャプテンはその後、高校野球で県内第一シード校の主将且つショートでレギュラーを張る実力者



そしてふと、俺は衝撃の一言を耳にしてしまった!!



キャプテンが小声で
「どーでもいい、こんな試合…」



私…!Σ( ̄□ ̄;)


まさか、彼までもが?どんなに苦しい状況でも絶対に諦めることなく、独りチームを鼓舞してきた偉大な男までもが?


苦しい練習中でも独り明るく元気に仲間を励まし続けてきた勇者までもが?



3D政策を採ってしまうとは!!


(※3D政策→何でもいい、どーでもいい、どっちでもいい)



恐るべし納豆工場の威力…


確か試合はギリギリ勝った気がしたけど、正直あの「臭い」しか記憶にない



あんなに前向きな我がキャプテンが弱音を吐いたことしか記憶にない



試合中、呼吸をするのも嫌になったことしか記憶にない



そのチームと地区大会の初戦で対戦し、ボロ勝ちしたことしか記憶にない



教訓
納豆は体に良い食べ物だけど、「納豆の臭い」は嗅ぎすぎると集中力は莫大に低下する♪





P.S.
お腹が洋なしみたいになってきた♪
これは中年太り…






ごめんなさい…(´д`|||)