コロナ禍の中ですが、今年初試合が決まりました。
また他団体の王者と戦います。

昨年の自分に打ち勝って、結果と試合内容で、復活したところを皆様にお見せしたいと思います。

本来は重森選手がメインイベントを張るべきですが僕になってすみません。
伊原代表の期待にも応えられるように、しっかりと結果を出します。

応援に来ていただける方はお手数をおかけしますがご連絡をください。

よろしくお願いいたします!

2021年4月11日(日)後楽園ホール
17:30第一試合開始
メインイベント
vs小磯哲史(蹴拳ライト級王者)

近況の報告です。
皆様から頂いたご心配のお気遣い本当に本当にありがとうございます。

先日の敗戦で応援、支援くださった皆様になんと話せば良いのかと正直、不甲斐ない自分に腹を立てる気力も無く、漠然と試合後にSNSで発信した言葉に、自分でも意味が解らなく削除して居ました。

皆様の期待を裏切り大変申し訳御座いませんでした。

そんな中、とある先輩に会いに行くと開口一番、『ざまぁ~ねぇ~なっ!』まさかの一喝をされました。
俺の所に来て慰めて貰えると思ったのか?何をしに来た?とまでも言われました。
5年ぐらい前から勝次が負けるならこのパターン、それを変えないと選手としての先はないぞ と言われてたパターンで負けた現実…

勝次の人間力が全ての原因 だと言われました。

野村克也監督が言ってたらしいのですが『勝ちには不思議な勝ちはあるけども、負けるにしては負ける理由がある、不思議な負けはない』今回もたまたま負けた訳ではないと言われました。
散々ダメ出しされました。流石に心に形があるなら凹んだとはこの事かとってぐらいに言われました。
次戦が決まってる話をすると…

引退までの消化試合をやるのか?身体壊すまでやるのか?
女房子供居て身体壊すまでやるのか?

引退したら?いやこのままなら引退すべきじゃないか?
今の自分の何が解らないなら引退しろ!
周りが肩を叩かないなら俺が叩く!
とまでも言われました。

上京後すぐに知り合い、練習も共にしたりもした先輩ですが、私生活の面でも色々とご指導くれる方なので僕の現状の練習の事、私生活、性格と良く解ってる貰えてる…と言うよりは今までその先輩の予想は確実に当たってます。予想ではなく予言と言っても良いぐらいに身近な人の流れが解る人なんですが…

これから先の勝次はこのままじゃ車椅子に乗って娘に押させれててもおかしくないとまで言われました。

そこで自分もこのままじゃ終りたくないです!
と答えると

勝次のなりたい自分ってなんだ?

5年前になりたい自分になれてるか?
なれてないのならばそれは自分で自分に嘘を付いて誤魔化しているんだぞ
今までのツケを払拭して挽回するのはメチャメチャ大変だぞ…と始まり

僕が解るまで熱く話してくれました。

説法って言うのはこう言う話なのかと…

今、なりたい自分を考えその5年後、10年後まで…
上辺面の話、気分だけの自己研鑽なんて全て意味がない事、本当の自己研鑽は厳しくて当たり前、もちろん練習も厳しくて当たり前…

1知っただけで10解ったふりをするアホ
意識が高いじゃなくて本当の意識高いふり系な残念な奴
今の勝次はそこに部類する

怠慢、自惚れ、言い訳、先ずは自分の根底からを変えないと考え方、練習、全ては変わらない

後はこれから『なりたい自分になる為の努力』これを惜しまずデビュー当時の気持ち、初心に帰るつもりで裸一貫でやり直そう。

これはかなり厳しいことだぞっと言われましたが…

可能性が0ではない限りまだ間に合うと自分は思ってます。
これからはキッチリとやって行きたいと誓います。

前回の試合後で皆様からは暖かいお言葉、お気遣いを頂きましたが…
本音は失望させられたよ。そう思うお方が居てもおかしくないと思ってます。

勝次は終わった、引退した方が良い、結局は藤本ジムの名前を盾に楽な方を選んだ、ここ一番の試合は勝てない奴、格好付けるだけの選手、あいつはバカだ、大した事ない選手、…
SNSや掲示板などの声、これは全て受け止めます。

そう思われるである結果を出した以上、自分が負けた現実、自分の負けを誤魔化さずに全て受け止めてそして次へ向かいます。

Stay hungry. Stay foolish.
ジョブズのハーバード大の卒業式での祝辞スピーチでの一節

これをどう訳すかの色んな議論がありますが僕が僕なりの解釈で今、1番大事にしたい事柄の全てのように感じました。

次戦が10月25日(日)後楽園ホールと決まってます。
また応援よろしくお願いします。
とは前回の結果から気安く言えないのも重々、解ってます。
皆様の応援があって今の僕がある事を僕は絶対に忘れませんし必ずその事に報いたいと思ってます。

『なりたい自分になる』

全ては自分で創るもので、それを一大決心をしました。

世の中、結果が全て
結果ありきで成り立つプロスポーツ。
プロキックボクサーだと自分から言うのですからそれなりのエンターテイメントを用意しないとプロではない事も解ってます。
チケットの売上➕顧客満足度=プロの仕事率
これは絶対的な肝だとも

僕が1番、大事にしたいのは応援、声援をくれてる方々にガッカリされたりフラストレーションを溜めてしまう結果になる事がプロ失格だと解っております。

今までの皆様からの熱い声援、ご好意、そして今回、きっかけになった説法…
全て無駄にしないよう

次戦は裸一貫の再デビューで挑みます。

本日は僕の覚悟を述べてみました。




写真 : 2020.9.27
©︎Katsuhiro Ichikawa
藤本ジムの名前で試合をしていくのは僕のワガママであって、『意地』であって、ほとんど『やせ我慢』です。‬

‪藤本会長は人を残した一流な会長だったと周りに言われたい。‬

‪今回の事で伊原代表の支援や言葉掛けに心より感謝しています。‬

‪まずは9.27しっかり勝ちます。‬

前後左右の座を空けてソーシャルディスタンスを守り、半数以下の観客動員に制限して試合を行ます。

応援よろしくお願いいたします。

藤本ジム 勝次

‪https://news.yahoo.co.jp/articles/a8ccce42c4c1a955ecdaf31a22e24065cc457e17‬