ベトナム人 vs 中国人 「上下関係」により従うのはどっち? | 多国籍の部下を一瞬でじぶんの「ファン」にさせる「ノンバコ術」

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外国人部下を一瞬でじぶんの「ファン」にしてしまう

ノンバーバルコミュニケーションにこだわる

 

国際ビジネスコミュニケーショントレーナーの平松克理です。

 

 

ベトナム人と中国人どっちが

上下関係により従うか?

 

わたしの経験からすると、

 

圧倒的に「ベトナム人」です。

 

 

ベトナム人の上下関係にたいする価値観は、

 

「日本人とほぼ一緒」

 

そう考えていいと思います。

 

 

いっぽう、

 

中国人の上下関係にたいする価値観は

 

かなり「独特」といえます。

 

特徴を2つあげると、

 

1、中国人にとって上司とは

  「直属の上司のみ」

 

中国人にとっても上下の関係は

日本人並みに厳格なのですが、

 

「上司」と呼び、従うのは、

 

「直属の上司」だけなんです。

 

 

どういうことか?というと、

 

たとえば、

 

セールス&マーケティングのシニアマネージャー

という立場をもつわたしが、

 

ハウスキーピングに出向き、

平のスタッフにちょっとした指示をだした場合、

 

余裕でスルーされたりします(><;)

 

いくら立場が上であっても、

直属の上司でなければ従わない

 

そういうことです。

 

 

なぜそうなのか?というと

 

「じぶんの直属の上司にのみ、

じぶんの評価をくだす権限がある」

 

そう考えるからです。

 

中国人は「メンツ」が命より大切です。

 

なので部下も、

 

「じぶんのメンツを保てるか?潰されるか?」

 

つまり、

 

「どう評価されるか?」

 

そこが死ぬほど気になるわけです。

 

その直接的な評価をくだす権限は、

直属の上司だけが握っている(握られている)

 

そう心得ているので、

 

直属の上司だけには、

 

「卑屈」なまでに従うし、

従わざる負えないのです。

 

 

が、その反面、

 

じぶんの評価権限をもたない

他の部署の上司であるならば

 

いくら立場が上でも、

 

「言われたままに従うなんて

逆にメンツが許さないむかっ

 

そうなるわけです。

 

中国人のメンツはかなりメンドくさいのですにひひ

 

ちなみに、

 

ベトナム人はそんなこと

ゼッタイありませんでした。

 

 

もうひとつの特徴は、

 

2、マジで従わないといけないのは

  ゼッタイ的権力を握る「トップのみ」

 

たとえば、

 

日本人だと「係長」より「課長」が上

そう理解し、上下関係がそこに成立します。

 

ところが、

 

中国人の価値観観からすると、

 

係長も課長も結局のところ

権力をふるうトップの前では、

 

「権力に従う側なんだから

上下の差なんてないだろむかっ

 

そう考えるわけです。

 

なので、

 

課長が係長にデカい顔するなんて、

 

「なんだよ!大して偉くもないくせにむっ

 

そう反感をかうだけです。

 

 

つまり、

 

「権力をふるう側」 vs 「権力に従う側」

 

中国人の潜在的な価値観には

この2極化しかありません。

 

ときに、「部長」ですら

「権力に従う側」とみなすぐらいですから( ̄ー ̄;

 

中国人にとって上司とは、

 

まさに「Boss」そんなイメージなんです。

 

ただ、

 

「日本企業は上下関係にうるさい」

 

中国人もそこはよく理解していますから、

 

日本企業に就職した中国人、

日本で働く中国人はよく心得ているので、

 

表面的にはよい意味で

 

「猫をかぶっている」状態で、

 

メンツを保つために上下に従います。

(中国人そのへん賢いです)

 

 

しかし、

 

そんな姿を真に受けて、

 

「上下関係をみせつける、強調する」

 

それはゼッタイ辞めたほうがいいです。

 

また、

 

ベトナム人も、もともと上下関係に従いますし、

日本企業の「上下関係」のうるささも知っています。

 

 

だからこそ、

 

中国人部下に対しても、

ベトナム人部下に対しても、

 

そこを逆手にとって、

 

「おまえと俺は対等なパートナーだからなグッド!

 

あえて、そうハッキリ言えたら、

 

「あれ?このひとって聞いてた

日本人となんかちがうぞヽ(゚◇゚ )ノ

 

そうポジティブに印象付けられます。

 

できたら「初対面」で言うのがベストです。

 

初対面という「タイミング」

重要な「ノンバコ」なのです。

 

 

そして、

 

「言葉」で言うだけじゃなく、

そんな対等な姿勢をノンバコで明確に示せたら、

 

「あなたが言うならやります!!

 

まさに、

 

「上司だから」ではなく、

 

「あなただから」

 

そのモチベーションで動いてくれますので、

 

パフォーマンスがまったくちがうハズです。

 

 

ぜひ、こう考えてください。

 

中国人もベトナム人も共通して、

 

「組織」に忠はもちません。

 

「このひとのためグッド!

 

そんな「個」にしか忠はもたないと。

 

 

 

本日は最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

 

 

 

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